契約解除金は「引き上げ」ではなく「撤廃」?
25歳の若さながら名門インテルのキャプテンとしてチームを牽引するマウロ・イカルディには、他のビッグクラブからの引き抜きの噂が後を絶たない。最近もレアル・マドリーのターゲットとして報じられたばかりだ。
実際、今シーズンもイカルディはゴールを量産している。セリエAでは、初得点を挙げたフィオレンティーナ戦(6節)から出場9試合で9ゴールというハイペースぶりで、得点ランクの4位タイ。チャンピオンズ・リーグでは、グループステージの6試合で4ゴールをマークした。
だからこそ、イカルディに熱い視線を送るクラブは少なくない。そこで、なんとかキャプテンを引き留めたいインテルは、以前から契約延長に向けて交渉を続けている。
12月17日付のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、インテルは1月のリーグ中断期間にイカルディ側とふたたび交渉し、契約延長をまとめる狙いだという。
実際、今シーズンもイカルディはゴールを量産している。セリエAでは、初得点を挙げたフィオレンティーナ戦(6節)から出場9試合で9ゴールというハイペースぶりで、得点ランクの4位タイ。チャンピオンズ・リーグでは、グループステージの6試合で4ゴールをマークした。
だからこそ、イカルディに熱い視線を送るクラブは少なくない。そこで、なんとかキャプテンを引き留めたいインテルは、以前から契約延長に向けて交渉を続けている。
12月17日付のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、インテルは1月のリーグ中断期間にイカルディ側とふたたび交渉し、契約延長をまとめる狙いだという。
現在の契約は年俸450万ユーロ(約5億9000万円)で、ボーナスを含めると530万ユーロ(約6億9000万円)。インテルが提示している新オファーは、年俸がボーナス込みで600万ユーロ(約7億8000万円)まで引き上げられ、2021年までの契約を2023年まで延長するものとされている。
ただし、イカルディの妻でもある代理人のワンダ・ナラは、800万ユーロ(約10億4000万円)を求めているだけに、今後は新たにスポーツ部門のCEOに就任した元ユベントスのジュゼッペ・マロッタの手腕が注目されるところだ。『Gazzetta dello Sport』紙は、マロッタCEOが「ポジティブに話をまとめる考え」と伝えた。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、インテルとイカルディは1億1000万ユーロ(約143億円)の契約解除金を1億2000万ユーロ(約156億円)に引き上げる交渉をしていたが、マロッタCEOは契約解除金に前向きではなく、撤廃される可能性もあるという。
気になるのは、ワンダ夫人が先日、契約延長に関してツイートした点。『Gazzetta dello Sport』紙は、インテルがこの行動を快く思わず、その意向を伝えたと報じている。ただ同紙は、契約延長が「対抗策として必要」であり、「インテルは望めばこういう選手を引き留められるクラブ」とも伝えた。
2019年の幕開けとともに、インテルとイカルディは、引き抜きを狙う他クラブをけん制する契約延長に至ることができるだろうか。
ただし、イカルディの妻でもある代理人のワンダ・ナラは、800万ユーロ(約10億4000万円)を求めているだけに、今後は新たにスポーツ部門のCEOに就任した元ユベントスのジュゼッペ・マロッタの手腕が注目されるところだ。『Gazzetta dello Sport』紙は、マロッタCEOが「ポジティブに話をまとめる考え」と伝えた。
『Gazzetta dello Sport』紙によると、インテルとイカルディは1億1000万ユーロ(約143億円)の契約解除金を1億2000万ユーロ(約156億円)に引き上げる交渉をしていたが、マロッタCEOは契約解除金に前向きではなく、撤廃される可能性もあるという。
気になるのは、ワンダ夫人が先日、契約延長に関してツイートした点。『Gazzetta dello Sport』紙は、インテルがこの行動を快く思わず、その意向を伝えたと報じている。ただ同紙は、契約延長が「対抗策として必要」であり、「インテルは望めばこういう選手を引き留められるクラブ」とも伝えた。
2019年の幕開けとともに、インテルとイカルディは、引き抜きを狙う他クラブをけん制する契約延長に至ることができるだろうか。