バルサは来夏の加入でドグラスと合意。
【モナコ】ベルギー代表DFアルデルワイレルド獲得へ
モナコは、アトレティコ・マドリーでプレーするベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルドの獲得に乗り出している。すでに、200万ユーロ(約2億8000万円)でのレンタルに1000万ユーロ(約14億円)での買い取りオプションを付けるという条件で交渉が進展中。一両日中にも話がまとまる可能性が高い。
【ポルト】カメルーン代表FWアブバカルに照準
リバプールに放出したマリオ・バロテッリの後釜を物色中のミランに、主砲ジャクソン・マルティネスを狙われているポルトは、フランスのロリアンでプレーするカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカルの獲得に乗り出している。
1992年生まれの22歳で、昨シーズンは35試合で16得点・6アシストという好成績を残しているアブバカルには、ベンフィカも興味を示していたが、争奪戦はポルトに軍配が上がったようだ。
【バルセロナ】ドグラスの獲得で合意
バルセロナはブラジル人の右SBドグラス(フルネームはドグラス・ペレイラ・ドス・サントス)の獲得で、所属するサンパウロと合意に達した。
保有権は買い取るものの、あと1年レンタルという形でサンパウロに残し、入団は2015年夏になる見通しだ。
【ローマ】ベナティアとの契約延長交渉は決裂、バイエルン行きが濃厚に
ローマでプレーするモロッコ代表CBメハディ・ベナティアは、クラブが提示した年俸250万ユーロ(約3億5000万円)+ボーナスの契約延長オファーにいまだ回答しておらず、獲得に乗り出しているバイエルンへの移籍が濃厚になっている。
バイエルンはすでに2500万ユーロ(約35億円)という移籍金をローマにオファーしており、これを3000万ユーロ(約42億円)まで吊り上げる意思を持っていると見られる。ローマの希望額は4000万ユーロ(約56億円)で、これを大きく下回る金額で放出に応じる考えはない。
バイエルンがローマとの合意を見出せなければ、ベナティアをめぐる状況は難しいものになるだろう。ローマとの契約はいずれにしても2018年まで残っている。
一方でローマは、後釜探しに動き出してもいて、マティヤ・ナスタシッチ(マンチェスター・シティ)、ヴラド・キリケシュ(トッテナム)、マルコ・バシャ(リール)に加え、マテオ・ムサッキオ(ビジャレアル)の名前も挙がっている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
モナコは、アトレティコ・マドリーでプレーするベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルドの獲得に乗り出している。すでに、200万ユーロ(約2億8000万円)でのレンタルに1000万ユーロ(約14億円)での買い取りオプションを付けるという条件で交渉が進展中。一両日中にも話がまとまる可能性が高い。
【ポルト】カメルーン代表FWアブバカルに照準
リバプールに放出したマリオ・バロテッリの後釜を物色中のミランに、主砲ジャクソン・マルティネスを狙われているポルトは、フランスのロリアンでプレーするカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカルの獲得に乗り出している。
1992年生まれの22歳で、昨シーズンは35試合で16得点・6アシストという好成績を残しているアブバカルには、ベンフィカも興味を示していたが、争奪戦はポルトに軍配が上がったようだ。
【バルセロナ】ドグラスの獲得で合意
バルセロナはブラジル人の右SBドグラス(フルネームはドグラス・ペレイラ・ドス・サントス)の獲得で、所属するサンパウロと合意に達した。
保有権は買い取るものの、あと1年レンタルという形でサンパウロに残し、入団は2015年夏になる見通しだ。
【ローマ】ベナティアとの契約延長交渉は決裂、バイエルン行きが濃厚に
ローマでプレーするモロッコ代表CBメハディ・ベナティアは、クラブが提示した年俸250万ユーロ(約3億5000万円)+ボーナスの契約延長オファーにいまだ回答しておらず、獲得に乗り出しているバイエルンへの移籍が濃厚になっている。
バイエルンはすでに2500万ユーロ(約35億円)という移籍金をローマにオファーしており、これを3000万ユーロ(約42億円)まで吊り上げる意思を持っていると見られる。ローマの希望額は4000万ユーロ(約56億円)で、これを大きく下回る金額で放出に応じる考えはない。
バイエルンがローマとの合意を見出せなければ、ベナティアをめぐる状況は難しいものになるだろう。ローマとの契約はいずれにしても2018年まで残っている。
一方でローマは、後釜探しに動き出してもいて、マティヤ・ナスタシッチ(マンチェスター・シティ)、ヴラド・キリケシュ(トッテナム)、マルコ・バシャ(リール)に加え、マテオ・ムサッキオ(ビジャレアル)の名前も挙がっている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)