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松本のJ1昇格パレードに5万人が集結!! 来季続投で8年目の反町監督はチーム編成に言及!

カテゴリ:Jリーグ

大枝 令

2018年12月10日

松本城での優勝報告会でも庭園を5千人が埋め尽くす!

松本城の庭園で行なわれた優勝報告会には5千人が集まった。写真:大枝令

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 J2初優勝と4年ぶり2度目のJ1昇格を決めた松本山雅FCのパレードと優勝報告会が9日、長野県の松本市内で行なわれた。気温2.5度という寒さにもかかわらず約5万人のサポーターらが詰め掛け、今季のチームスローガン”全緑、登頂”を達成したチームを祝福。国宝松本城の城下町は歓喜の緑に染め上げられた。

 パレードの実施は2014年の初昇格以来。反町康治監督らスタッフが2台のオープンカーに分乗し、選手たちはオープンバスから歓声に応えた。沿道のサポーターは盛んにスマホを向けたり写真を撮ったり。橋内優也は「優勝から時間が経って一息ついた中でも雰囲気をつくってもらった。(ホームのサンプロ)アルウィンもすごいが、山雅は市民の方々に支えられているんだと改めて感じた」と目を丸くしていた。

 その後は松本城で優勝報告会を開催。天守閣そばの庭園を埋め尽くした約5千人の前で、反町康治監督は「たくさんの方々が『おめでとう』『ありがとう』と声をかけてくれたが、サポーター、スポンサー、ホームタウンの方々にこちらから感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがとうございます」と挨拶。神田文之社長は「もっと高い山に本気で登りたいと思ったのではないでしょうか。J1のシャーレを持って来られるように、まだまだ未熟ではあるがさらに強いクラブをつくっていきたい」と決意を語った。

 その後は壇上でフリートークとなり、岩上祐三は「皆さんの応援があったからこその結果。ありがとうございます」と感謝。石原崇兆は「(シーズンは)辛かったけど最後に笑えてよかった」と振り返った。くしくもJ2最終節が自身の誕生日と重なり、「最高の誕生日になった」と改めて喜びを噛み締めていた。

 今季の松本は21勝14分7敗の勝点77。2~4位と勝点差わずか1で大混戦のJ2を制し、初タイトルを獲得した。サポーターも喜びは冷めやらぬ様子で、「ソリさん(反町監督)が最後にならないように絶対に昇格してほしかったので本当によかったし、選手の笑った顔が見られた。山雅があるから仕事とかいろいろ大変なことも頑張れる」と満面の笑みで幸福を実感していた。
 
 これで今季の活動は全て終了。2015年以来となるJ1挑戦に向け、チーム編成を進めるフェーズに入っている。曺貴裁監督(湘南ベルマーレ)と並んで現役でJリーグ最長タイの8季目が決まっている反町監督は、8日のJ1参入プレーオフが終わったのを受けて「ここからいろいろ動き出す。いろんな話は来ている中でベストの選択をしていきたい」と見通しを語った。

取材・文●大枝 令(フリーライター)
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