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宇佐美は先発も、大迫の病欠で「日本人対決」実現せず…ブレーメンは実に6試合ぶりの勝利!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月08日

宇佐美は惜しいシュートを放ったが前半で交代

宇佐美はボールに触れる回数は決して多くなかったなかで、惜しい2本のシュートなど効果的なプレーは披露した。もう少し長く、そのプレーを見てみたかったが……。 (C) Getty Images

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 12月7日(現地時間)、ブンデスリーガ第14節が行なわれ、ブレーメンは3-1でデュッセルドルフを下した。

 直近5試合で1分け4敗という低調ぶりで9位まで順位を落としたブレーメンが、ここまでわずか2勝の最下位デュッセルドルフをホームに迎えた一戦。日本人対決も期待されたが、宇佐美貴史は2試合ぶりにスタメン復帰を果たすも、前節で王者バイエルン相手に同点ヘッドを決めた大迫勇也は気道感染症で欠場となった。

 立ち上がりから攻勢に立ったのはホームチームで、左サイドから幾度も惜しいクロスを入れて相手守備陣を脅かす。また、7分にラシカがミドルでファーストシュート。さらに、自由に動くエースのクルゼが、先発出場の40歳ピサーロとの連係で突破を図ったりもする。

 守勢を強いられたデュッセルドルフは14分、左サイドでのボールカットからペナルティーエリア左前の宇佐美にボールが渡ると、彼はすぐに前を向いてファーストシュートを放つ(DFに当たってCK)。宇佐美は守備に従事する時間が長いものの、時折ボールをカットして反撃の起点ともなった。

 しかし先制ゴールはホームチームにもたらされる。20分、左サイドを抜け出したクルゼがマイナスのパスを出すと、走り込んだメーバルトがダイレクトで目の覚めるようなミドルをゴール左隅に突き刺した。

 リードしたブレーメンはさらにその2分後、クルゼの右サイドからのパスを受けたラシカがエリアに侵入し、切り返しでDFをかわして決定的なシュートを放とうとするが、ここでは戻ったボジェクのタックルに阻まれた。

 1点を追うデュッセルドルフは34分、エリア左前でボールを受けた宇佐美が、ドリブルでDFを抜いてシュート。ボールは惜しくもゴール前を通過する。

 そして42分、CKでの競り合いでブレーメンのCBラングカンプの腕にボールが当たったとVARで判定され、デュッセルドルフはPK獲得。これをルケバキオがGKパブレンカの逆を突いて決め、試合を振り出しに戻した。

 何度も両選手が詰め寄る場面が見られるなど、やや荒れた前半を終え、迎えた後半、デュッセルドルフはCFのヘニングスを投入。代わりに宇佐美がベンチに下がることとなった。

 ブレーメンは前半同様にポゼッションで上回り、攻勢を維持しながら56分にメーバルトがミドルをGKレンジンクに浴びせる。するとデュッセルドルフはその直後に、ヘニングスが単独でゴールに迫り、ゴール右外にわずかに逸れる惜しいシュートを放った。

 70分、デュッセルドルフはルケバキオがエリア左に侵入して左足でフィニッシュに持ち込むが、パブレンカがブロックする。

 対してサイドの攻略から惜しい場面を作っていたブレーメンは71分、この試合では好パスを再三見せるクルゼの左からのクロスがクリアされたところを、交代出場のJ・エッゲシュタインがエリア外からダイレクトボレー。レンジンクがセーブするも、こぼれ球をハルニクが詰めて勝ち越しに成功した。

 さらに78分、ホームチームはクラーセンの左からのクロスを、ゴール前でハルニクが触れてわずかに軌道を変えると、ボールはレンジンクに当たってこぼれ、これを交代出場したばかりのサージェントが無人のゴールに押し込んでリードを広げる。

 苦しくなったデュッセルドルフは79分、ルケバキオが決定機を迎えるもシュートはパブレンカの伸ばした足に当たり、直後には逆にクルゼのシュートでさらなる失点の危険にさらされた。

 ブレーメンは無理はしないながらも、ボールを支配して追加点のチャンスを窺いながら、ラマンを投入してゴールを狙うデュッセルドルフを抑え、実に6試合ぶりのリーグ勝利を飾った。一方のデュッセルドルフは、これで3戦未勝利である。

 次節、ブレーメンはドルトムントと、デュッセルドルフはフライブルクと、いずれも14日にアウェーで対戦する。
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