足掛け16年のキャリアで築いた記録
リバプールの“いぶし銀”が凄い。
現地12月5日に行なわれたプレミアリーグ第15節のバーンリー戦でリバプールのジェームズ・ミルナーは、プレミア通算50ゴールという節目の記録を打ち立てた。
ミルナーに見せ場が訪れたのが1点のビハインドを追う62分だ。ボックス手前でボールを受け、そこから右足をコンパクトに振り抜き、ゴール右下を射抜いたのだ。
この同点弾で勢いづいたリバプールは、69分にロベルト・フィルミーノが逆転ゴールを決め、さらに後半アディショナルタイム1分にジェルダン・シャキリの一撃で突き放し、3-1の勝利を手にした。
中盤全域からSBまでをポリバレントにこなす守備のマルチロールで、2002-03シーズンにリーズでデビューを飾ってから足掛け16年で大台に乗せたミルナー。だが、その記録を語るうえで特筆すべきは、自身がゴールしたプレミアリーグの試合では一度も負けたことがないという、圧倒的な勝負強さである。
現地12月5日に行なわれたプレミアリーグ第15節のバーンリー戦でリバプールのジェームズ・ミルナーは、プレミア通算50ゴールという節目の記録を打ち立てた。
ミルナーに見せ場が訪れたのが1点のビハインドを追う62分だ。ボックス手前でボールを受け、そこから右足をコンパクトに振り抜き、ゴール右下を射抜いたのだ。
この同点弾で勢いづいたリバプールは、69分にロベルト・フィルミーノが逆転ゴールを決め、さらに後半アディショナルタイム1分にジェルダン・シャキリの一撃で突き放し、3-1の勝利を手にした。
中盤全域からSBまでをポリバレントにこなす守備のマルチロールで、2002-03シーズンにリーズでデビューを飾ってから足掛け16年で大台に乗せたミルナー。だが、その記録を語るうえで特筆すべきは、自身がゴールしたプレミアリーグの試合では一度も負けたことがないという、圧倒的な勝負強さである。
リーズに所属した2002年12月26日のサンダーランド戦で、プレミアリーグにおけるキャリア初ゴールを記録してから、ニューカッスル、アストン・ビラ、マンチェスター・シティ、リバプールと渡り歩いてきたジャーニーマンは、50試合で39勝11分けと無敗という戦績を維持。ちなみに複数得点は一度も記録していないのも興味深い。
32歳のベテランMFの摩訶不思議な勝負強さの効果もあって、今シーズンのプレミアリーグでも無敗を維持しているリバプールは、28年ぶりの国内リーグ制覇に向けて意気軒昂といった状況だ。