前半に生まれた新たな遺恨
12月2日(現地時間)、プレミアリーグ第14節で、アーセナルとトッテナムによる「ノースロンドン・ダービー」が、エミレーツ・スタジアムで行なわれた。
試合はまさに激闘と呼ぶにふさわしい展開となった。
開始早々の9分にヤン・ヴェルトンゲンのハンドでPKを獲得したアーセナルが先制点を奪うも、トッテナムは30分にエリック・ダイアー、34分にハリー・ケインがゴールを決めて逆転に成功する。
手に汗握る攻防戦が繰り広げられた後半、ライバルを突き放したのは、アーセナルだった。56分にピエール=エメリク・オーバメヤンが同点弾をねじ込むと、74分にアレクサンドル・ラカゼット、77分にルーカス・トレイラがゴールを決め、4-2として見事な勝利を挙げたのである。
打ち合いとなったこの一戦では、ダービーマッチらしい両軍の選手が入り乱れる騒動も起きていた。
試合はまさに激闘と呼ぶにふさわしい展開となった。
開始早々の9分にヤン・ヴェルトンゲンのハンドでPKを獲得したアーセナルが先制点を奪うも、トッテナムは30分にエリック・ダイアー、34分にハリー・ケインがゴールを決めて逆転に成功する。
手に汗握る攻防戦が繰り広げられた後半、ライバルを突き放したのは、アーセナルだった。56分にピエール=エメリク・オーバメヤンが同点弾をねじ込むと、74分にアレクサンドル・ラカゼット、77分にルーカス・トレイラがゴールを決め、4-2として見事な勝利を挙げたのである。
打ち合いとなったこの一戦では、ダービーマッチらしい両軍の選手が入り乱れる騒動も起きていた。
30分にダイアーが試合を振り出しに戻す一撃を見舞った直後、ゴールセレブレーションをするトッテナムの一団のもとに、アーセナルの控え選手たちが入り込み、一気に掴み合いの騒動に発展していたのだ。
ここで新たな遺恨も生まれる。英紙『Mirror』によれば、この時、ベンチにいたアーセナルのアーロン・ラムジーに対して、ダイアーが「ベンチのくせに引っ込んでろ!」と挑発するような言葉を叫んでいたのである。実際、この声は、現地で試合の中継をしていた英衛星放送「Sky Sports」のマイクも拾っている。
しかし、この発言はトッテナムにとって仇となってしまう。後半開始とともにピッチに送り出されたラムジーは、オーバメヤンとラカゼットのゴールをアシストして逆転劇のメインキャストになった。
試合後、ラムジーは自身のインスタグラムを更新し、「あいつは俺に引っ込んでろと言った」という言葉とともに舌を出した自分の写真付きで発信。まさにしてやったりのメッセージを送ったのである。
両軍の間で生まれた新たな遺恨は、今後のノースロンドン・ダービーにも影響する火種となるのか。次の対戦は、12月20日、再びエミレーツ・スタジアムで開催されるリーグ・カップ準決勝だ。