• トップ
  • ニュース一覧
  • 「ベンチのくせに引っ込んでろよ!」アーセナルを奮起させたのはトッテナムMFの暴言だった?

「ベンチのくせに引っ込んでろよ!」アーセナルを奮起させたのはトッテナムMFの暴言だった?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月03日

前半に生まれた新たな遺恨

先制弾を決めた直後にラムジーへ暴言を吐いたダイアー。その後、逆転されたことを考えれば、何とも悔やまれる一言といえるかもしれない。 (C)REUTERS/ AFLO

画像を見る

 12月2日(現地時間)、プレミアリーグ第14節で、アーセナルとトッテナムによる「ノースロンドン・ダービー」が、エミレーツ・スタジアムで行なわれた。

 試合はまさに激闘と呼ぶにふさわしい展開となった。

 開始早々の9分にヤン・ヴェルトンゲンのハンドでPKを獲得したアーセナルが先制点を奪うも、トッテナムは30分にエリック・ダイアー、34分にハリー・ケインがゴールを決めて逆転に成功する。

 手に汗握る攻防戦が繰り広げられた後半、ライバルを突き放したのは、アーセナルだった。56分にピエール=エメリク・オーバメヤンが同点弾をねじ込むと、74分にアレクサンドル・ラカゼット、77分にルーカス・トレイラがゴールを決め、4-2として見事な勝利を挙げたのである。

 打ち合いとなったこの一戦では、ダービーマッチらしい両軍の選手が入り乱れる騒動も起きていた。

 30分にダイアーが試合を振り出しに戻す一撃を見舞った直後、ゴールセレブレーションをするトッテナムの一団のもとに、アーセナルの控え選手たちが入り込み、一気に掴み合いの騒動に発展していたのだ。

 ここで新たな遺恨も生まれる。英紙『Mirror』によれば、この時、ベンチにいたアーセナルのアーロン・ラムジーに対して、ダイアーが「ベンチのくせに引っ込んでろ!」と挑発するような言葉を叫んでいたのである。実際、この声は、現地で試合の中継をしていた英衛星放送「Sky Sports」のマイクも拾っている。

 しかし、この発言はトッテナムにとって仇となってしまう。後半開始とともにピッチに送り出されたラムジーは、オーバメヤンとラカゼットのゴールをアシストして逆転劇のメインキャストになった。

 試合後、ラムジーは自身のインスタグラムを更新し、「あいつは俺に引っ込んでろと言った」という言葉とともに舌を出した自分の写真付きで発信。まさにしてやったりのメッセージを送ったのである。

 両軍の間で生まれた新たな遺恨は、今後のノースロンドン・ダービーにも影響する火種となるのか。次の対戦は、12月20日、再びエミレーツ・スタジアムで開催されるリーグ・カップ準決勝だ。
【関連記事】
エメリ采配がズバリ的中! アーセナルがトッテナムとの熾烈なダービーを逆転で制してCL圏内浮上!
「南野はC・ロナウドのよう」「中島は攻撃の核」「堂安との悪友コンビがカギ」”新三銃士”が同日ゴール!! 各現地メディアも絶賛
ビジャは何人目のW杯優勝経験者!? これまで日本サッカーに降臨した「世界チャンピオン」たち
スペイン紙、ビジャ効果で「日本行きを選択した10人のクラック」を紹介。その選考基準が謎すぎて…
「恐ろしい。本当に恐ろしい…」3試合連続の4ゴール目をゲットした本田圭佑に豪紙はもはや戦々恐々?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ