「交代直後にゴール」とポルトガル・メディアもびっくり
日本代表は11月20日にキルギス代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。中島翔哉が決めた4点目は、森保ジャパンがスタートしてから、中島にとっての初ゴールとなる。
ウルグアイ戦、ベネズエラ戦でのアシストに続く代表戦での快挙に、ポルトガルの地元紙『Record』や『A BOLA』も速報で報じ、地元ファンを喜ばせている。
ポルトガル・メディア『DESPORTO AO MINUTO』は「日本代表とキルギスの試合で、ポルティモネンセのスター、ナカジマは残り時間20分弱でピッチに入った。試合をひとりでひっくり返すようなことはなかったが、日本代表の勝利を自らのゴールでクローズした」と誉めそやした。
ウルグアイ戦、ベネズエラ戦でのアシストに続く代表戦での快挙に、ポルトガルの地元紙『Record』や『A BOLA』も速報で報じ、地元ファンを喜ばせている。
ポルトガル・メディア『DESPORTO AO MINUTO』は「日本代表とキルギスの試合で、ポルティモネンセのスター、ナカジマは残り時間20分弱でピッチに入った。試合をひとりでひっくり返すようなことはなかったが、日本代表の勝利を自らのゴールでクローズした」と誉めそやした。
また、中島のゴールについて意外な視点で評価しているのが、ポルトガル・メディアの『Bancada』だ。
「中島は72分からピッチに登場し、なんと直後の73分にゴールを決めている。奇しくも、代表初ゴール(マリ戦)も交代で入った後に決めたゴールだったことを考えると…これは中島がベンチからスタートすることが、日本の”秘策”のうちなのか?」
中島は2018年に代表に初選出され、デビュー戦となったマリ戦(3月)で後半途中出場。後半アディショナルタイムに初ゴールを決めた。キルギス戦でも同様のパターンで得点しており、ベンチスタートという共通点は確かにある。だが、切り札として期待されたワールドカップ前とは異なり、いまや中島は有力なスタメン候補のひとりだ。
とはいえ、フィールド上で観る者をワクワクさせるプレーは健在。スタジアムでは何度も歓声が上がり、ハイライトを観たらしきポルティモネンセのサポーターも、ネット上で「ほんと、どこにいても何をするか分からないボムみたいだ」と親しみを込めて讃えている。
代表戦を終えた森保ジャパンは解散し、中島は所属チームのポルティモネンセに合流する。ポルトガルリーグ、年明けのアジアカップ、そして常に噂が絶えない移籍報道など、中島の周囲はこれからも騒がしくなりそうだ。