イングランド、終盤の逆転劇でスペインから首位奪取! 世界2位チームは降格の憂き目に…【NL】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月19日

クロアチアは先制後の連続逸機が響き…

最初の決定機を演出したエースが、最後に決定的な仕事を果たした。決めるべき男、ケインの決勝ゴールに、ウェンブリーは沸きに沸いた。 (C) Getty Images

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 11月18日(現地時間)、UEFAネーションズ・リーグ(NL)が行なわれ、リーグAのグループ4ではイングランドが2-1でクロアチアを下した。
 
 2日前に首位スペイン(勝点6)を3-2で下したクロアチアが勝点を4に伸ばしてイングランドと並んだことで、グループの順位決定は最終戦まで持ち込まれた。スペインの最下位以外は全ての順位があり得るということで、大いに注目を浴びたウェンブリーでの一戦、立ち上がりはクロアチアが先に攻める。
 
 3分には、イングランドの連係ミスでルーズボールにGKピックフォードが飛び出すもキャッチできず、ボールはフリーのレビッチの前に転がるが、ダイレクトシュートは枠を大きく外れ、最初の決定機をモノにできない。
 
 助かったホームチームは攻勢に転じ、11分にケインのスルーパスでスターリングが抜け出すも、1対1でのシュートはGKカリニッチにブロックされる。
 
 主導権を握ったイングランドは、スペースを使って縦に速くボールを繋いで再三、敵陣に攻め入り、16分にデルフのスルーパスに反応したスターリングと飛び出したカリニッチが交錯し、こぼれたボールをフリーのケインが拾って2度、決定的なシュートを放つが、いずれも相手のブロックに阻まれた。
 
 25分にもCKのクリアボールをチルウェルがペナルティーエリア外からダイレクトで詰め、さらに40分、左からのクロスが流れたところを、バークリーがダイレクトボレーで狙うなど、イングランドは多くのチャンスを前半のうちに作り出していく。
 
 対してクロアチアは、ラキティッチ負傷の影響もあって、モドリッチが孤軍奮闘するもパスがスムーズに繋がらず、イングランドのプレッシャーに引っかかって悪いかたちでボールを失う場面が散見。攻撃では主に左サイドから攻略を試みるも、決定機には結び付かない。
 
 後半、先手を取ったのはやはりイングランド。前半から高速ドリブルが冴え渡るラッシュフォードがクロアチア守備陣を脅かし、52分には左サイドを突破してのクロスがゴール前のスターリングに合うが、シュートはカリニッチにセーブされる。
 
 50分を過ぎる頃から、イングランドの攻撃はさらに激しさを増し、幾度もシュートを浴びせていったが、これをしのいだクロアチアは57分、逆襲から先制ゴールを奪う。
 
 ブレカロ、ヴラシッチ、そしてゴール前のクラマリッチとボールが繋がり、複数のDFに囲まれながらもクラマリッチは巧みなボール捌きでこれらをかわし、ピックフォードのタイミングをずらすシュートをゴール左隅に決めたのだ。
 
 劣勢を強いられていたアウェーチームは、逆転での首位浮上に近づく貴重なアウェーゴールで奪ったことで勢いづき、カウンターからブロゾビッチ、ペリシッチが惜しいシュートを放つ。
 
 前回のこの対戦はスコアレスドローに終わっているため、勝つしかなくなったイングランドは、68分にセットプレーからウォーカーが思い切ったシュートを放つもカリニッチの正面。その後も積極的に攻めるも、その後にはクロアチアの効果的な攻撃という脅威が待ち構えていた。
 
 それでも、より攻撃を活性化させるため、ホームチームはよく走ったラッシュフォードとバークリーに代えて、アリとサンチョを投入。77分にはこのふたりの連係からチャンスを作る。その流れから、ロングスローをファーサイドで受けたケインがシュート。ゆっくりと転がるところをリンガードが詰め、イングランドは試合を振り出しに戻した。
 
 追いつかれたクロアチアは82分、CKからヴィーダのヘッド、さらにこぼれ球を拾ったブレカロのシュートがイングランドのゴールを襲うが、ピックフォードの好反応、そしてDF陣の守備がこれを防ぐ。
 
 オープンな展開となった一戦、目まぐるしく攻守が入れ替わるなかで、85分、イングランドはエースが大きな仕事を果たす。左サイドのFK、ゴール前に入ったボールに対し、ケインが右足を伸ばして合わせ、ゴールに流し込んだのだ。
 
 大歓声を背に残り時間を優勢に過ごしたイングランドは、3分のアディショナルタイムも危なげなくしのいで勝利。勝点7に伸ばしてスペインを抜き、来年6月に行なわれる決勝トーナメント「ファイナルズ」へ駒を進めた。
 
 クロアチアは先制してからの連続逸機が響き、逆転負けで最下位が決定。世界2位のチームはリーグBへの降格を余儀なくされることとなった。

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