パスミス散見、コントロールも乱れがち
中島翔哉のFKを酒井宏樹がボレーで押し込んだ39分の先制点のシーンが象徴的だった。
FKの際、ボールの近くには柴崎岳がいた。てっきり柴崎が蹴るものだと思っていたが、キッカーを務めたのは、少し遅れて走り寄ってきた中島だった。
両者ともキックの上手さには定評がある。森保ジャパンではたしかに中島がセットプレーを任されることは多いが、件の場面では柴崎が蹴っても良さそうな気がしたのだが……。
もっとも、ベネズエラ戦の前半、背番号7のパフォーマンスは低調を極めた。”らしくない”パスミスは、少なくとも3本はあった。スルーパスも通せず、競り合いで先にボールを触っても、コントロールをしくじってピンチを招く。
パスを受ける時の的確なポジショニング、3列目から飛び出す精力的なフリーランニングなど、”さすが”と思わせるプレーはあったが、それ以上に厳しい内容が目についた。
クラブでは思うように出場機会を得られていないのが原因か。後半の45分間で好転のきっかけを掴めればいいのだが……。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】日本1-1ベネズエラ|酒井宏樹が代表初ゴールもPKで失点。森保ジャパン連勝を「3」でストップ
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FKの際、ボールの近くには柴崎岳がいた。てっきり柴崎が蹴るものだと思っていたが、キッカーを務めたのは、少し遅れて走り寄ってきた中島だった。
両者ともキックの上手さには定評がある。森保ジャパンではたしかに中島がセットプレーを任されることは多いが、件の場面では柴崎が蹴っても良さそうな気がしたのだが……。
もっとも、ベネズエラ戦の前半、背番号7のパフォーマンスは低調を極めた。”らしくない”パスミスは、少なくとも3本はあった。スルーパスも通せず、競り合いで先にボールを触っても、コントロールをしくじってピンチを招く。
パスを受ける時の的確なポジショニング、3列目から飛び出す精力的なフリーランニングなど、”さすが”と思わせるプレーはあったが、それ以上に厳しい内容が目についた。
クラブでは思うように出場機会を得られていないのが原因か。後半の45分間で好転のきっかけを掴めればいいのだが……。
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