「森保ジャパンでは吉田麻也がキーマン」
11月16日、森保ジャパンは大分スポーツ公園総合競技場でベネズエラ代表と対戦する。
対戦を控えて、ベネズエラ紙『La Voce d'Italia』は、日本戦について「4度目の対戦。ある意味で、真価が問われる、お互いの現在地を確かめるための試合だ」と報じている。
対戦を控えて、ベネズエラ紙『La Voce d'Italia』は、日本戦について「4度目の対戦。ある意味で、真価が問われる、お互いの現在地を確かめるための試合だ」と報じている。
「一番最初に対戦したのは、2010年2月2日のこと。今回と同様、大分で対戦した。サムライブルーを率いていたのは、アルベルト・ザッケローニだった。我々の陣営はセザール・ファリアスが率いていたが、初対戦は0-0に終わった。
2度目の対戦は、2012年8月15日に札幌で。その際はニコラス・フェドールがゴールを決めたが、遠藤保仁にゴールを許し、1-1に終わっている。
3度目の対戦は2014年9月9日、場所は横浜だった。ハビエル・アギーレ監督が率いる日本と2-2で引き分け。しかし、ベネズエラ代表が出場停止中の選手を出場させたため、FIFAの裁定によって3-0で日本の勝利という記録になった。
こうして日本が勝ち越したが、内容は互角だったといえるのではないだろうか。
今回、ベネズエラ代表は若手を抜擢し、新たなチームを構成しようとしている最中だ。日本代表も、森保一監督が若手を積極的に起用している。お互いにとって、現在までの”達成度”を測る試合になるだろう。
今回選出した代表メンバーのなかで、プレミアリーグのサウサンプトンに所属する吉田麻也は、ベテランとしてサムライブルーで存在感を示す守備の要であり、我々が意識すべき存在だ」
前述のとおり、日本代表はベネズエラ代表に対して完璧な勝利を挙げたことがない。はたして4度目の対戦で、勝利という結果を手にすることができるのだろうか。
試合は16日、19時30分にキックオフされる。今回のベネズエラ戦、キルギス戦は森保ジャパンにとって、来年1月に開催されるアジアカップ前の最後の調整試合。果たして、どの選手が起用され、彼らがいかなるプレーを見せるのかが注目される。