• トップ
  • ニュース一覧
  • 昌子源のリーグ・アン挑戦に現実味!? ハリルの右腕も仏紙で「日本の新世代に属する選手」と太鼓判!【現地発】

昌子源のリーグ・アン挑戦に現実味!? ハリルの右腕も仏紙で「日本の新世代に属する選手」と太鼓判!【現地発】

カテゴリ:海外日本人

結城麻里

2018年11月15日

「トゥールーズの関心は現実的なもの」と仏全国紙が言及

鹿島でアジア制覇を成し遂げたいま、昌子は欧州挑戦を決意するのだろうか? (C) Getty Images

画像を見る

『レキップ』の紙面を飾った昌子の移籍報道。関係者のコメントからしっかりと分析された内容になっている。 (C) Marie YUUKI

画像を見る

 現地11月14日、フランスの権威ある全国紙『レキップ』は、リーグ・アンのトゥールーズが、来る冬のメルカートで、日本代表DF昌子源の獲得を狙っていると報道した。

 そのタイトルはズバリ、「ショウジに熱くなるトゥールーズ」だ。

「2019年1月には、リーグ・アンにおける日本人兵の数が増えるかもしれない」と書き出した同記事は、「ヒロキ・サカイとエイジ・カワシマも、同胞のゲン・ショウジがトゥールーズに上陸するのを目にするチャンスがある」とし、「このセンターバックに対するトゥールーズの関心は、現実的なものだ」と記している。

 昌子の紹介役として登場したのは、ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督のアシスタントコーチだったジャッキー・ボヌベー氏である。

 同氏はまず、昌子のプレースタイルについて、「興味深い選手だ。右利きで、真面目で、熱心な、良いディフェンダー。ヘディングも良いし、かなり総合型だ。飛び抜けた強みをもっているとは言えないが、彼には弱点がない。ボールに果敢にアタックし、アグレッシブで、正確に、クリーンに、シンプルにプレーする」とポジティブに評した。

 次いでボヌベー氏は、こうも強調している。

「ヴァイッドが率いた時代の私たちのチームで、常に先発メンバーというわけではなかったが、新しい代表監督が徐々に主力に定着させ、ロシア・ワールドカップでもヨシダと組んだ。

 電話でマルセイユの人たちと話すたび、彼らはサカイの態度に魅了されて喜んでいる。だから私は、『どうしてフランスのクラブはもっと日本人を獲らないんだろう』とつぶやいていたものなんだ。ゲンは、日本代表の新世代に属する最高に良いヤツだ」

 ボヌベー氏のコメントを紹介する記事の隣には、ワールドカップのベルギー戦で奮闘する昌子の写真まで掲載し、「そもそも数か月前には、ストラスブールも彼の獲得に傾いていた。だが、今後はトゥールーズが、アジア・チャンピオンズリーグを制したばかりの彼に狙いをつけている」と締めくくっている。

 現在、トゥールーズのディフェンス陣は、元カメルーン代表CBステファンヌ・エムビアの負傷中で、フランスU-20代表のジャン=クレア・トディボも不調気味と、弱体化が指摘されており、冬のメルカートで思い切った補強に出る可能性は十分ありうる。また、フランス国内で酒井宏樹の評判が高いことも、日本人にとっては追い風になるかもしれない。

 来年1月のメルカートの開幕までは、もうしばらく時間があるが、フランスでは早くも日本人の新DFに密かな関心を寄せている様子だ。

文●結城麻里 text by Marie YUUKI
【関連記事】
昌子源が歓喜の涙とともに激白!! アジア初制覇に「このタイトルだけは本当に欲しかった」
「必ず偉大な選手になる」「眩いばかりの輝きを放った」鹿島の新鋭、19歳の安部裕葵を海外メディアはどう見たのか
「独裁者」ではなく――仏誌編集長が語ったリーグ・アンで辣腕を振るうハリルホジッチの今
「トップ3」のクラブでも手が出ない!? 堂安律についてオランダ名物解説者が国内移籍の難しさを示唆
中島翔哉の推定市場価格が急上昇! ついに香川を抜いて日本人単独トップの大台に!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ