5連敗で優勝の夢潰える…広島の城福監督「あれが入らないのか」「顔を上げたい」と複雑な心境を吐露

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月10日

「いつかは我々のほうにボールが転がってくると信じてやるだけ」

城福監督は「この状況をなんとかしたいと思って選手はやっている」と選手たちのパフォーマンスを評価した。写真:徳原隆元

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[J1リーグ32節]広島0-1仙台/11月10日(土)/Eスタ
 
 J1リーグ32節のサンフレッチェ広島対ベガルタ仙台が10日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、広島が0-1で敗れた。これで広島は5連敗。勝てば優勝への望みをつなげた試合で無得点に終わり、選手・スタッフは肩を落とした。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じた広島の城福浩監督は、「残念です」とひと言。続けて試合を振り返り、「選手たちはやれることはやったし、結果は残念ですが、ヘッドダウンする必要はないと思います」と気丈に語った。
 
 試合は67分に仙台の石原直樹にファインゴールを決められ、1点を返せないまま終了の笛を聞いた。広島もパトリックを軸にゴールに迫ったが、日本代表GKシュミット・ダニエルの攻守に阻まれ続けた。
「もちろん、結果責任はありますが、見た通り、あれが入るのかというゴールがあり、あれが入らないのかという場面が続いている。この状況をなんとかしたいと思って選手はやっていますし、顔を上げたいと思います」
 
 広島はここ5試合で、わずか2得点。シーズン終盤になって攻撃陣が不振に陥り、星を落とし続けて川崎の連覇を許した。この仙台戦でもエースのパトリックが絶好機を迎えながら、決めきれずに1点に泣いている。
 
 それでも城福監督は、「いつも我々はやるべきことをやり続けているので、いつかは我々のほうにボールが転がってくると信じてやるだけです」。残り2試合に全力を尽くす覚悟だ。
 
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