C・ロナウドは圧巻ボレーを突き刺すも…。

指揮官の期待に応える鮮やかなFK弾を決めたマタ。途中出場ながらMOM級の出来だった。 (C) Getty Images

味方からのロブパスに反応してダイレクトボレーを突き刺してみせたC・ロナウド。コースとスピードなど全てが完璧な一発だった。 (C) Getty Images
11月7日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第4節が行なわれ、グループHでは、ユベントスとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。
前節、C・ロナウドの凱旋に注目が集まったなかでイタリア王者が地力の差を見せつけて勝利した同カードでユベントスがホームに戻り、ユナイテッドを迎えた一戦。立ち上がりから迫力のある攻撃を仕掛けたのは、またしてもホームチームだった。
人数をかけた守りでユナイテッドの速攻を難なく潰してペースを握ったユーベは、両サイドを使ったワイドな攻撃を展開すると、15分にC・ロナウドがフィニッシュに持ち込んでいった。
対するユナイテッドは、ボール支配率では相手に引けを取らなかったものの、敵ゴール前では前節も苦労させられたボヌッチとキエッリーニを中心とした相手の堅牢にまたも手を焼き、ボールを持たされる時間が続いた。
その後も33分にクアドラード、36分にケディラが決定的なシーンを迎えるなど、ユーベはユナイテッドを圧倒。ホームチームが一方的に押し込んだなかで前半は終了した。
前節、C・ロナウドの凱旋に注目が集まったなかでイタリア王者が地力の差を見せつけて勝利した同カードでユベントスがホームに戻り、ユナイテッドを迎えた一戦。立ち上がりから迫力のある攻撃を仕掛けたのは、またしてもホームチームだった。
人数をかけた守りでユナイテッドの速攻を難なく潰してペースを握ったユーベは、両サイドを使ったワイドな攻撃を展開すると、15分にC・ロナウドがフィニッシュに持ち込んでいった。
対するユナイテッドは、ボール支配率では相手に引けを取らなかったものの、敵ゴール前では前節も苦労させられたボヌッチとキエッリーニを中心とした相手の堅牢にまたも手を焼き、ボールを持たされる時間が続いた。
その後も33分にクアドラード、36分にケディラが決定的なシーンを迎えるなど、ユーベはユナイテッドを圧倒。ホームチームが一方的に押し込んだなかで前半は終了した。
迎えた後半も主導権を握ったのはユーベだ。49分にディバラがクロスバー直撃のシュートを放つなど敵陣へ果敢に攻め込んでいくと、大黒柱がスーパーゴールを決める。
65分、ピャニッチがゴール前へふんわりとしたボールを蹴り込むと、これに反応して走り込んだC・ロナウドが右足でダイレクトボレー。これがニアサイドに見事に突き刺さった。
C・ロナウドの圧巻のフィニッシュによって先手を取ったユーベは、ここから一気に攻勢を強め、ユナイテッドを突き放しにかかる。72分にピャニッチ、74分にクアドラードが、それぞれ決定的なシーンを迎えた。
相手の勢いを前に尻すぼみするかのように押し込まれたユナイテッドは、何とか反撃の糸口を見出そうと、79分にフェライニとマタを同時に投入してパワープレー気味の攻撃に転じると、この交代策が的中する。85分、敵ゴール前で得たFKを左足でマタが直接沈めたのだ。
苦しい展開のなかで芸術的な一発で試合を振り出しに戻したユナイテッドは、一気に攻勢を強めると試合終了間際の90分に逆転弾を奪い去る。左サイドからのFKをヤングがボックス内に蹴り込むと、これが混戦の末にA・サンドロに当たってゴールへ吸い込まれたのだ。
土壇場で大きく展開した一戦は、その後、スコアに動きがないまま終了。ユナイテッドが敵地でミラクルな逆転劇を演じた。
ホームでまさかの敗戦を喫したユーベは今シーズンの公式戦15試合目にして初黒星。一方、見事な快哉を叫んだユナイテッドは、勝点を7に積み上げて、同グループで首位(ユーベ)と勝点差2の2位の座を守った。