「なんて悪夢だ!」UAE代表エースが大怪我、自国開催のアジアカップ出場が絶望的に

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年10月28日

初のアジア制覇へ暗雲が垂れ込める

母国UAEのみならず、アラブ圏随一のタレントであるアブドゥルラフマン。彼の欠場はアジアカップ本大会そのものにとっても小さくない損失だ。(C)Getty Images

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 年明け1月5日に開幕するアジアカップ2019。2大会ぶり5回目の優勝を狙う日本代表もライバル国と同様、そのビッグトーナメントに向けた調整に余念がない。
 
 自国開催という地の利を得て、初のアジア制覇に挑むのがUAE(アラブ首長国連邦)代表だ。今夏に元日本代表監督、アルベルト・ザッケローニを新指揮官に招聘し、精力的にテストマッチを消化中。アジアカップでの躍進、さらには4年後のカタール・ワールドカップを見据えた強化を急加速的に進めている。
 
 そんななか、UAE国民を落胆させるニュースが舞い込んできた。代表チームの絶対的エースであるMFオマール・アブドゥルラフマンが大怪我を負い、アジアカップ出場が絶望的になったというのだ。

 
 昨年のロシア・ワールドカップ予選で日本の前に立ちはだかったファンタジスタは、現在母国のアル・アインからサウジアラビアのアル・ヒラルにレンタル移籍中。10月20日の国内リーグ、アル・シャバブ戦に先発出場したアブドゥルラフマンは開始11分、相手選手と接触して右ひざを傷めてしまう。翌日、バルセロナに飛んで精密検査を行なった結果、前十字じん帯断裂で全治3か月以上と診断されたのだ。週明けの火曜日にあらためて、MRI検査が実施されるという。
 
 UAEの地元紙『The National』の紙面からは悲痛な叫びが聞こえてくる。
 
「なんという悪夢だろうか。ザッケローニ監督の下で鍛錬を重ねている代表チームにとっては途轍もなく大きな損失であり、アジアカップに暗雲が垂れ込めている。驚異的な回復を果たせばあるいは間に合うのかもしれないが、それは希望的観測に過ぎない」
 
 10月16日に行なわれたベネズエラ戦(0-2で敗北)でもトップ下でスタメン出場し、妙技を連発していただけに、イタリア人指揮官も頭を抱えていることだろう。
 
 UAEは本大会でグループAに組み込まれ、タイ、インド、バーレーンと戦う。安閑としていられない相手だ。日本はグループFで、ウズベキスタン、オマーン、トルクメニスタンと同居している。
 
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