新体制の鳥栖が4試合ぶり勝利で降格圏脱出!! 元スペイン代表FWの今季2点目も飛び出す!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年10月20日

F・トーレスが鮮やかなヘディングシュートでネットを揺らす

ヘディングシュートで今季2点目を奪ったF・トーレス。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1リーグは10月20日、各地で30節の7試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、鳥栖が3対2で仙台を下した。

 ACL出場権を視野に入れる7位の仙台に対し、降格圏に沈む17位の鳥栖は、この試合が金明輝監督の初陣となった。そして先手を奪ったのは、J1残留へ気迫を見せる鳥栖だった。38分、CKからのこぼれ球を高橋義希がダイレクトボレーで叩き込み先制。さらに39分、左サイドからの小野裕二の絶妙なピンポイントクロスにフェルナンド・トーレスがヘッドで合わせ、逆サイドへ鮮やかに流し込んでみせる。F・トーレスの今季2点目で鳥栖が2点のリードを奪う。

 しかし、仙台も42分に野津田岳人がPKを沈め1点差とすると、後半に入り58分、セットプレーのチャンスを掴み、梁勇基のクロスに石原直樹が合わせ、ネットを揺らす。仙台が同点に追いついた。

 それでも、鳥栖は粘り強く食らいつき、78分には勝ち越しに成功する。途中出場の安在和樹からのセットプレーのクロスに、ジョアン・オマリがヘディングで叩き込んだ。鳥栖が再びリードを奪う。

 この後、試合は86分を経過したところで雷雨となり、一時中断。鳥栖は84分に、小林祐三に代えてキム・ミンヒョクを投入して試合を締めにかかったが、思わぬ展開となってしまう。

 16時30分過ぎに再開された試合は結局、鳥栖が仙台の反撃を抑え、3対2のままタイムアップ。鳥栖が金監督新体制の初陣を白星で飾った。4試合ぶりの勝利となった鳥栖は勝点を33に伸ばして、得失点差で柏をかわして15位に浮上。ひとまず降格圏を抜け出した。
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