ベッカムやジェラードたちを超えられるか?
ロシア・ワールドカップで28年ぶりにベスト4と躍進したイングランド代表は、さらなる飛躍が期待されている。次々に優れた若手が頭角を現しているからだ。
ガレス・サウスゲート監督は、この10月のインターナショナルウイークで、ドルトムントに所属する18歳ジェイドン・サンチョをはじめ、レスターのジェームズ・マディソン(21歳)、ダービーのメイソン・マウント(19歳)と、若い3選手を初招集した。
今回は招集外となったが、マンチェスター・シティで活躍を見せ始めているフィル・フォデンなど、今のイングランドは逸材たちの宝庫だ。実際、イングランドはU-17が2017年のEUROで準優勝し、同じ年の同カテゴリーのW杯で優勝を果たした。
その際に大会最優秀選手に選ばれたフォデンは、デイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラード、フランク・ランパードといった名手揃いだった1990年代後半から2000年代前半にかけての「黄金世代」に、いずれ自分たちも肩を並べることができると信じている。
ガレス・サウスゲート監督は、この10月のインターナショナルウイークで、ドルトムントに所属する18歳ジェイドン・サンチョをはじめ、レスターのジェームズ・マディソン(21歳)、ダービーのメイソン・マウント(19歳)と、若い3選手を初招集した。
今回は招集外となったが、マンチェスター・シティで活躍を見せ始めているフィル・フォデンなど、今のイングランドは逸材たちの宝庫だ。実際、イングランドはU-17が2017年のEUROで準優勝し、同じ年の同カテゴリーのW杯で優勝を果たした。
その際に大会最優秀選手に選ばれたフォデンは、デイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラード、フランク・ランパードといった名手揃いだった1990年代後半から2000年代前半にかけての「黄金世代」に、いずれ自分たちも肩を並べることができると信じている。
『ESPN』に対してフォデンは、「間違いないよ。僕たちのチームにはクオリティーのある選手がたくさんいる。ジェイドンがその例だ。彼がフル代表にいるのを見ると自信になる。僕もいつか(フル代表で)彼に加わりたいね」と語った。
「これだけエキサイティングな選手たちが出てきたし、イングランドにとってはワクワクする時代だよ。監督が恐れることなく僕らにチャンスを与えてくれるのも素晴らしい。良いプレーをしていれば、監督は恐れずに招集してくれる」
イングランドは自国開催だった1966年のW杯を除き、主要大会でトロフィーを掲げられていない。それだけに、フォデンはU-17のW杯優勝を「すごい成功だった」と喜び、今後に生かしたいと続けた。
「自信はあったけど、実際に優勝できたのは素晴らしかった。僕らは何年も忘れないよ。『オレたちはイングランドでW杯を制した』と言えるんだ。ユースのW杯で優勝できたのは、良い練習になる。フル代表で主要大会に臨んでも、すでに経験しているから、自分がやっていること、やるべきことをちゃんと分かっている」
ベッカムやジェラード、ランパードといったレジェンドたちでも成し遂げられなかった“偉業”を、サンチョやフォデンの“ヤング・ライオンズ”は果たすことができるだろうか。