選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.12号（７月29日発売）より
 
［FC東京］
［GK］
20権田修一　6.5　
60分の連続セーブは、圧巻！　無失点で、しっかりと試合を締めた。
2 徳永悠平　6　
安定感のあるプレーで、左サイドの太田の攻め上がりを後押しした。
3 森重真人　6.5　
１対１で、ほぼ完璧な対応。ウイルソンにも仕事をさせなかった。
29 吉本一謙　6.5　
高さと、声で最終ラインを引き締め、敵のFW陣をシャットアウト。
6 太田宏介　6.5　
積極的な攻撃参加で左サイドを活性化。先制点のアシストも見事だ。
［MF］
4 高橋秀人　6.5　
守備では穴を開けず攻撃参加も目立った。３点目のミドルはグッド。
7 米本拓司　6.5　
豊富な運動量でピッチを動き回り、次々とボールを回収し続けた。
22 羽生直剛　6.5　
派手さはないとはいえ、気の利いた位置取りで攻守に渡り貢献した。
17 河野広貴　7　
スピードを活かしたワンツーから追加点。守備面での働きも光った7
［FW］
13 平山相太　7　
これぞという打点の高いヘディングで貴重な先制ゴールを決めた。
14 武藤嘉紀　6　
持ち前の突破力で何度もサイドから切り裂く。果敢な姿勢が好印象。
［交代出場］
MF 38東慶悟　6　
決定的な仕事はなかったが、先発11人と遜色のないプレーを見せた。
MF 8 三田啓貴　–　
出場時間がかなり短く、評価なし。次節以降の奮起に、期待したい！
FW 9 渡邉千真　-　
出場時間が短く、可も不可もなし。ひたむきにアピールを続けたい。
［監督］
マッシモ・フィッカデンティ　6.5　
組織的な守備と、合宿期間中の走り込みが奏功。仙台に走り勝った。
 
［仙台］
［GK］
21 関憲太郎　5.5　
守備を引き締められなかったが、失点はどれもノーチャンスだった。
［DF］
25菅井直樹　5　
失点に絡んだうえに、アクシデントで途中交代。散々な前半に……。
2 鎌田次郎　4.5　
流動的に動くFW陣を捕らえられず、やすやすとゴールを奪われた。
6 角田誠　5　
集中を欠いたせいか、平山から目を切ってしまうシーンがあった。
23 二見宏志　5　
背後から迫ってきた平山に競り負け、あえなく先制点を許す失態。
［MF］
11 太田吉彰　5.5　
前線への飛び出しに迫力があった反面、守への切り替えがやや遅い。
MF 17富田晋伍　5.5　
攻守のつなぎ目で奮闘しながら、味方との連動はあまりなかった。
27 武井択也　5　
途中から任された右SBは不慣れで、案の定、安定感を欠いていた。
10 梁勇基　5.5　
ボールを引き出す動きは評価。ただ、決定的な仕事はできなかった。
［FW］
13 柳沢敦　5.5　
鋭い動き出しで背後を取ろうと試みたが……。パスに恵まれなかった。
18ウイルソン　5　
森重との力比べに敗れる場面も。高い位置で起点を作れなかった。
［交代出場］
FW 19 武藤雄樹　5.5　
アタッキングサードで絶妙な捌きは皆無。勢いをもたらせなかった。
FW 24 赤嶺真吾　5.5　
相手DFと駆け引きを続けるなか、決定的なパスは結局来なかった。
FW 15 鈴木規郎　5.5　
攻撃的に振る舞えず、指揮官の期待にほとんど応えられなかった。
［監督］
渡邉晋　5　
前半だけで３失点。堅守速攻という、仙台らしさを出せなかった。
 
［試合内容］
18分に平山がクロスに頭で合わせて先制。33分には河野が左足で加点し、43分には高橋のミドルでダメを押す。怒涛の攻撃で３点を奪ったFC東京は、後半も仙台を無失点で抑えて文字通りの完勝。今季J１で二度目の連勝を飾った。