ミス散見のフートに代わる最適解として──
いまだ今シーズンのプレミアリーグ出場がゼロ。日本代表DFの吉田麻也が逆風に晒されている。
昨シーズンは怪我の離脱期間を除けばほぼフル稼働し、残留争いを切り抜ける立役者のひとりとなったが、今シーズンの出場はカラバオ・カップ2回戦の1試合のみ(フルタイム出場で1-0勝利に貢献)。6節を消化したサウサンプトンにあって、吉田は2度のメンバー外という屈辱も味わっている。
守備センターのファーストセットとなっているのは、昨シーズンからレギュラーのオランダ代表DFヴェスレイ・フートと、今夏に鳴り物入りで入団したデンマーク代表DFヤニック・ヴェステルゴーのふたりだ。とはいえチームの守備は、お世辞にも高い強度を示しているとは言えない。6試合で9失点と数字はまずまずながら、連携が拙いのだ。とりわけビルドアップを含めてフートはミスが多く、その出来について疑問符が付いている。
昨シーズンは怪我の離脱期間を除けばほぼフル稼働し、残留争いを切り抜ける立役者のひとりとなったが、今シーズンの出場はカラバオ・カップ2回戦の1試合のみ(フルタイム出場で1-0勝利に貢献)。6節を消化したサウサンプトンにあって、吉田は2度のメンバー外という屈辱も味わっている。
守備センターのファーストセットとなっているのは、昨シーズンからレギュラーのオランダ代表DFヴェスレイ・フートと、今夏に鳴り物入りで入団したデンマーク代表DFヤニック・ヴェステルゴーのふたりだ。とはいえチームの守備は、お世辞にも高い強度を示しているとは言えない。6試合で9失点と数字はまずまずながら、連携が拙いのだ。とりわけビルドアップを含めてフートはミスが多く、その出来について疑問符が付いている。
この点を指摘しているのが英メディア『Fansided』で、フートに代えて吉田を先発に戻すべきだと主張している。
「今季のオランダ人センターバック(フート)は試合中のミスと継続性のなさが顕著だ。実力としては申し分ないが、いまはいったんサイドラインに出して、奮起を促すのがベターだろう。となると誰がヴェステルゴーと組むべきか。今季ここまで出場機会がないマヤ・ヨシダが最適解である。昨シーズンの残留争いでは鬼気迫るリーダーシップを発揮したが、今季は不運にもピッチに立てていない。純粋に守備強度が高く、センターバックとしての総合値に疑いはない。そしてなによりも、フートより広いレンジでパスが出せるヨシダは、攻撃にも厚みをもたらせるはずだ。すぐにでも先発で起用すべきである」
サウサンプトンは1勝2分け3敗で現在14位と、スタートダッシュに失敗。夏に積極補強を敢行したにも関わらず、2シーズン連続で残留争いに身を投じそうな気配だ。マーク・ヒューズ監督への風当たりも強くなっており、そろそろスタメンにも“変化”が加えられるだろう。
はたして吉田は失地を回復できるのか。注目の次節は土曜日、ウォルバーハンプトンとのアウェーマッチだ。
「今季のオランダ人センターバック(フート)は試合中のミスと継続性のなさが顕著だ。実力としては申し分ないが、いまはいったんサイドラインに出して、奮起を促すのがベターだろう。となると誰がヴェステルゴーと組むべきか。今季ここまで出場機会がないマヤ・ヨシダが最適解である。昨シーズンの残留争いでは鬼気迫るリーダーシップを発揮したが、今季は不運にもピッチに立てていない。純粋に守備強度が高く、センターバックとしての総合値に疑いはない。そしてなによりも、フートより広いレンジでパスが出せるヨシダは、攻撃にも厚みをもたらせるはずだ。すぐにでも先発で起用すべきである」
サウサンプトンは1勝2分け3敗で現在14位と、スタートダッシュに失敗。夏に積極補強を敢行したにも関わらず、2シーズン連続で残留争いに身を投じそうな気配だ。マーク・ヒューズ監督への風当たりも強くなっており、そろそろスタメンにも“変化”が加えられるだろう。
はたして吉田は失地を回復できるのか。注目の次節は土曜日、ウォルバーハンプトンとのアウェーマッチだ。