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元イタリア代表ジラルディーノが現役を引退。2006年W杯優勝メンバーの“生き残り”は3人に

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月21日

今後は指導者に転身する見込み。

昨シーズンはセリエBのスペツィアでプレーしたジラルディーノ(右)だが、その後自由契約となり所属先を探していた。(C)Getty Images

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 イタリアを代表するストライカーが、ユニホームを脱ぐ決意を固めたようだ。

 イタリア・メディアは9月20日、パルマやミラン、フィオレンティーナなどで活躍した元イタリア代表のアルベルト・ジラルディーノが引退すると報じた。

 2000年1月に17歳でデビューしたジラルディーノは、数々のクラブでプレーし、セリエAでは514試合に出場。188ゴールを記録した。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、これはアレッサンドロ・デル・ピエロやジュゼッペ・シニョーリと並ぶ歴代9位タイの記録だ。ミラン時代にはチャンピオンズ・リーグ制覇も経験している。

 2004年にデビューしたイタリア代表では57試合に出場し、19ゴール(歴代14位)を記録。2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)でも1ゴールを挙げ、ホスト国ドイツとの準決勝では終了間際のデル・ピエロのダメ押しゴールをアシストするなど、通算4回目となるアッズーリの優勝に貢献した。
 
 だが、晩年はゴール数が減り、2015-16シーズンにパレルモで10得点を挙げた翌シーズン、エンポリとペスカーラでノーゴールに終わると、昨シーズンはセリエBのスペツィアに移籍。16試合で6得点を記録したが今シーズンはフリーの身となり、所属先を探していた。

 古巣ピアチェンツァや、元ミラン・オーナーのシルビオ・ベルルスコーニが買収間近のモンツァなど、セリエCのクラブからの関心も報じられたが、最終的にジラルディーノはこれを断ったようだ。

 すでに監督ライセンスを取得していることもあり、今後は指導者に転身する見込みだという。イタリア代表やボローニャ、広州恒大で一緒にプレーしたアレッサンドロ・ディアマンティは自身のSNSで、「絶対的なカンピオーネ、偉大な男、そして何より最高の友人。また違う挑戦を待っているよ。ミステル(監督)・ジラ!」とエールを送った。

『Gazzetta dello Sport』紙によれば、2006年W杯の優勝メンバーのうち、現役を続けているのは、ジャンルイジ・ブッフォン(パリ・サンジェルマン)、アンドレア・バルザーリ(ユベントス)、ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)の3選手のみとなった。
 
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