【広島】2戦未勝利で足踏み…正念場になる次節のガンバ戦、そしてツネ様の“恐怖”

カテゴリ:Jリーグ

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2018年09月23日

浮かび上がるG大阪戦でのふたつの不安要素

FC東京戦でドローに終わり、2戦未勝利の広島。次節のG大阪戦は正念場になりそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ26節]鳥栖 1-0 広島/9月15日/ベアスタ
 
 首位の広島が足踏みをした。26節の鳥栖戦を0-1で落とし、27節のFC東京戦は1-1のドロー。これで2試合勝利がなく、2位・川崎との勝点差は4に縮まった。

 そうして迎える次節の敵地でのG大阪戦はまさに正念場。そんな試合で広島には不安要素がいくつかある。
 
 まず、そのひとつ目は残留を争うチームのホームでの強さだ。アウェーで敗れた鳥栖戦後、敗因のひとつとして、青山敏弘がこんなことを言っていた。
 
「レフェリーも含めて、スタンドもだいぶ鳥栖に持っていかれた試合だった」
 
 たしかに、広島戦の鳥栖サポーターは凄まじい声援を送っていた。首位チームの主将がスタンドを気にかけたことを踏まえれば、少なからずその雰囲気に吞まれた部分はあっただろう。

 そしてガンバサポーターも、ピッチと観客席が近いパナソニックスタジアム吹田で、熱狂的な応援を展開している。なにしろ、その本拠地で後半戦、2位の川崎(〇2-0)、3位のFC東京(〇2-1)を食っているのだから、首位の広島も十分に注意する必要がある。
 
 もうひとつ、広島がG大阪戦を警戒するべき理由は、敵将が緻密に練る戦略にある。青山は鳥栖戦後に相手のゲームプランについて、こう述べている。
 
「うちを封じてきた感じかな。うちの良さを消していたし、よく研究していた」
 
 鳥栖の基本システムは4-3-1-2だが、広島に合わせて4-4-2の布陣でミラーゲームを挑み、その戦術が見事にハマった。マッシモ・フィッカデンティ監督の采配が当たったと言えるだろう。
 
 G大阪の宮本恒靖監督も、残留争いをしているとはいえ、十分に相手を研究した戦略で挑んでくる。実際、ホームの川崎戦では4-4-2の基本システムから3-4-2-1に布陣を変更し、見事に戦術が功を奏して2本のセットプレーで2-0の勝利を飾った。指揮官・“ツネ様”が練る広島対策は“恐怖”とも言えるかもしれない。
 
 ちなみに、26日(水)には、川崎が未消化だった18節の湘南戦を行なう。もし、そこで白星を挙げれば、勝点差は1に縮まる。

 広島はいよいよ川崎が肉薄した状況下で次節のG大阪戦を迎える可能性もある。さらに、G大阪は現在3連勝中で絶好調だ。果たして、勝てなければ首位陥落の可能性もある正念場で、チームを立て直すことができるか。優勝に向けて底力を見せてもらいたい。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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