スペイン代表、16年ぶりにマドリーの6選手がスタメンに名を連ねる! 一方のバルサは…

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月12日

L・エンリケ監督は「知らなかったし、興味ない」

L・エンリケ監督(右)はクロアチア戦で、このS・ラモス(左)などマドリー所属の6選手をスタメンで起用。6-0の大勝を飾っている。(C)Getty Images

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 スペイン代表は9月11日、UEFAネーションズ・リーグでクロアチアに6-0と大勝した。ワールドカップ(W杯)準優勝チームを粉砕したこの日の“ラ・ロハ”(スペイン代表の愛称)は、多くのレアル・マドリー選手がスタメンに名を連ねた。

 先発したのは、キャプテンのセルヒオ・ラモスのほかに、マルコ・アセンシオ、イスコ、ナチョ、ダニエル・カルバハル、ダニ・セバジョスの6選手だ。そして、アセンシオ、イスコ、S・ラモスの3人が得点を挙げた。

『ESPN』によると、マドリー所属の6選手が同時にスペイン代表の先発メンバー入りしたのは、16年ぶりのことだという。ちなみに、マドリーの宿敵バルセロナの選手で先発したのは、セルヒオ・ブスケッツだけだった。

 だが、元バルサのルイス・エンリケ監督は、「知らなかったし、興味ないね」と気にしていない。

「彼らは全員スペインの選手たち、それだけだ。マドリーからの選手たちが土台となった。そして良かった。私はスペイン代表のユニホームしか見ていない」

「チーム内の競争は激しい。彼らが私にとって(人選を)難しくさせてくれているのは嬉しいよ。その挑戦を受けようじゃないか」

 6発無失点という圧勝だけに、L・エンリケ監督は「これだけ高い水準の試合なら、だれかを批判するのは非常に難しいことだ」と、選手たちに賛辞を寄せている。

「もっとも気に入ったのは選手たちの姿勢だよ。クロアチア戦の結果はそれに見合ったものだった」
 
 スペインはイングランド戦に続いて2連勝と好スタートを切った。33分にチームの2点目を決めたアセンシオは、「スペクタクルな試合ができた。素晴らしい1週間を締めくくることができたね」と喜んだ。

「僕たちは以前のフィーリングを取り戻さなければいけなかった。2試合とも素晴らしいプレーができたよ。W杯で躍進した2チーム相手の連勝は、勝ち上がるうえで非常に大きい」

 W杯では大会直前の監督解任に揺れ、ベスト16敗退に終わったスペインだが、L・エンリケ体制で無敵艦隊復活となるだろうか。
 
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