なぜロナウドはバジャドリーを買収したのか? 「ブラジル連盟会長の座を狙っている」との声も

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月12日

バジャドリーで経験を積み、いずれは…。

バジャドリーを買収したロナウド。思惑通り、ブラジルサッカー連盟のトップに立てるのか。(C)Getty Images

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 元ブラジル代表のロナウドは先日、ラ・リーガのバジャドリーを買収した。クラブの株式51%を3000万ユーロ(約39億円)で取得し、取締役会長に就任している(クラブ経営は現職の会長、カルロス・スアレスが引き続き執り行なう)。

 バジャドリーは今夏2部から昇格し、1部残留を果たせるかどうかというクラブだ。現役時代に数々のタイトルを手にし、引退後は実業家としてマネジメント業などにも精を出していたロナウドは、なぜバジャドリーを買うことを決めたのだろうか。

 英国公共放送「BBC」によると、まずは6月までバジャドリーの副会長だった実業家の存在があげられる。ワインビジネスでロナウドのパートナーだったことから、バジャドリーに関する情報を仕入れることができたというのだ。

 また、スペインサッカーに精通するジャーナリストのギジェム・バラゲ氏は、「ロナウドはこのクラブに大きなポテンシャルがあると感じている。リーガ有数の歴史を誇るクラブだ」とも述べた。
 
 ただ、買収にまで踏み切った理由はそれだけではないだろう。バラゲ氏は「彼はブラジルサッカー連盟会長の座を望んでいる。だから、バジャドリーでやることが良い経験になるだろう」と、今後への布石ではないかと見ている。

「今回の買収は最適のタイミングだった」と指摘するのは、「BBC」のスティーブ・クロスマン記者だ。その理由は、ラ・リーガがアメリカ開催に動いているから。クロスマン記者は「スペインのクラブに関わるには、間違いなく良いタイミングだ。テレビ放映権は一方向にだけ向かっているからね」と述べている。

「加えて北米とのつながりができる。バジャドリーは最高の金づるだよ。クラブが成長するチャンスはとても大きい。北米でバジャドリーはすぐにリストアップされるサッカークラブになっていく。そこにロナウドが絡んでいるからだ」

 だが、肝心のチーム力はどうなるのだろうか。ロナウドによる買収で来年1月の大型補強を期待する声もあるが、バラゲ氏は「彼がビジネスマンであることを忘れてはいけない」とクギを刺している。

「彼はクラブを良くするためにやって来た。彼自身もそう話している。だがそれは、あくまでも組織的に、という意味だ」

 バジャドリーは今後、ロナウドの下で飛躍的な成長を遂げることができるのだろうか。そしてバラゲ氏が主張するように、ロナウドがブラジルサッカー連盟のトップに立つ日はくるのだろうか。
 
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