「ぶっちゃけ1-1は妥当」名波浩監督が鹿島戦のドローに本音を吐露

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月24日

「前半は我々が主導権を握れていたと思う」

磐田の名波監督は、同点に追いついた選手たちの執念を称えた。写真:徳原隆元

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[J1リーグ24節]鹿島1-1磐田/8月24日/カシマ
 
 県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田の一戦は、1-1の引き分けに終わった。
 
 56分に先制を許した磐田は、90+4分に大久保嘉人がPKを沈めてドローに追いついた。劇的なアディショナルタイムのゴールで勝点1を獲得した名波浩監督は、試合後のフラッシュインタビューで次のように試合を総括した。
 
「まずゲーム内容としては、前半は我々が主導権を握れていたと思う。セカンドボールの反応と、相手のミスに付け込んだ前体重な場面も多かったので、その辺を活かせれば、先に点を取れていた場面もあったのではないか」
 
 前半は鹿島の中盤がパスミスを連発していたため、磐田がカウンターに持ち込めそうな場面は少なくなかった。名波監督も言うように、そこで「先に点を取れていた」ら流れは変わったかもしれない。
 
 また、56分のCKからの失点について「後半にアントラーズが出てきて、それから川又(堅碁)が怪我をしてセットプレーの穴ができたところでやられてしまった」と原因を分析した指揮官は、「ただ、そこから大井(健太郎)のオーバーラップも含めて、選手が良くやってくれた。ぶっちゃけ1-1は妥当な結果だと思う」と終盤に追いつく執念を見せた選手たちを称えた。試合内容にはある程度の手応えを得た、ということだろう。
 
 前節の柏戦に続く連勝とはならなかったものの、「いない選手を挙げたらキリがない」という怪我人だらけの台所事情のなかで、アウェーで勝点1を確保できたのはポジティブな材料だ。「今日は単発過ぎた」という攻撃面に関しても、「セカンドボールを拾った時に、もう一度ワイドに仕掛けて、それから二重三重の攻撃を仕掛ける」と修正点は見えている。

 磐田の次節は9月1日に行なわれるホームの名古屋戦。名波監督がどんな采配を振るうのか注目だ。

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