ノミネートの8クラブで最下位はバイエルンに。
チャンピオンズ・リーグ(CL)は予選プレーオフの第1レグが終了。8月28~29日に開催される第2レグ後に、出場する全32チームが出揃う。UEFAは8月30日にグループステージの組み合わせ抽選会を行なう予定だ。
3連覇中のレアル・マドリーは今シーズン、ジネディーヌ・ジダン前監督やクリスチアーノ・ロナウドが去り、ジュレン・ロペテギ監督の新体制が発足した。カリスマ指揮官と大エースを失った“白い巨人”は、4年連続でビッグイヤーを手にすることができるだろうか。
スペイン紙『Marca』は、「欧州最強の11人を持つクラブは?」という内容のアンケートを実施。ノミネートされたのは王者マドリーを筆頭に、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、ユベントス、マンチェスター・シティ、リバプール、バイエルン、パリ・サンジェルマンの8クラブだ。
8月23日に『Marca』紙が伝えた結果によると、9万人強のユーザーのうち、40%と圧倒的な得票率だったのがエルネスト・バルベルデ体制2年目のバルサだ。
パウリーニョが去った中盤にアルトゥーロ・ビダルとアルトゥールを加え、前線にはマウコム、最終ラインにはクレマン・ラングレを獲得。選手層に厚みを増したバルサは、リーガ・エスパニョーラ連覇と4年ぶりの欧州制覇を期待されている。
2番手につけたのが、王者マドリーだ。バルサには大きく差をつけられたものの、22%の支持を集めている。C・ロナウドが退団した一方で、ここまでビッグネームの獲得はないマドリーだが、サポーターは一定の評価を下しているようだ。
“表彰台”の最後の一枠を手にしたのもスペイン勢だった。アトレティコ・マドリーが11%で3位だった。トマ・ルマールやロドリゴ・エルナンデス、ニコラ・カリニッチの獲得に加え、なによりもアントワーヌ・グリエーズマンを慰留できたのが大きい。本拠地ワンダ・メトロポリターノがCL決勝の舞台であることもモチベーションとなる。
C・ロナウド加入で悲願のCL制覇をめざすユベントスは、パリSGと並んで4位タイ。8%の得票率を得ている。パウロ・ディバラやミラレム・ピャニッチと主軸が残り、レオナルド・ボヌッチが復帰した“老貴婦人”は、1996年以来となる欧州制覇を成し遂げられるだろうか。
また、そのユーベからジャンルイジ・ブッフォンを加えたパリSGも、ネイマール、キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニの看板トリデンテが残留。トーマス・トゥヘル新監督の下での初優勝を目指している。
昨シーズンのプレミアリーグを圧倒したジョゼップ・グアルディオラ監督のシティは、意外にも6%の得票率に終わった。目立った補強がリャド・マハレズだけだったことが響いたようだ。
また昨シーズンのファイナリストで、アリソンやナビ・ケイタ、ファビーニョを加えた今夏の大型補強から、プレミアでシティの対抗馬と言われているリバプールも、4%の支持にとどまった。
8クラブの中でもっとも得票率が低かったのは、ドイツ王者のバイエルン。ロベルト・レバンドフスキを引き留め、レオン・ゴレツカを獲得したものの、レギュラー陣の顔ぶれが変わらないことで評価が伸びなかったのかもしれない。
スペイン・メディアのアンケートということもあり、スペイン勢が上位を占めたかたちだが、実際はどのような結果を迎えるのか。今シーズンも欧州最高峰の舞台から目が離せない。
また、そのユーベからジャンルイジ・ブッフォンを加えたパリSGも、ネイマール、キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニの看板トリデンテが残留。トーマス・トゥヘル新監督の下での初優勝を目指している。
昨シーズンのプレミアリーグを圧倒したジョゼップ・グアルディオラ監督のシティは、意外にも6%の得票率に終わった。目立った補強がリャド・マハレズだけだったことが響いたようだ。
また昨シーズンのファイナリストで、アリソンやナビ・ケイタ、ファビーニョを加えた今夏の大型補強から、プレミアでシティの対抗馬と言われているリバプールも、4%の支持にとどまった。
8クラブの中でもっとも得票率が低かったのは、ドイツ王者のバイエルン。ロベルト・レバンドフスキを引き留め、レオン・ゴレツカを獲得したものの、レギュラー陣の顔ぶれが変わらないことで評価が伸びなかったのかもしれない。
スペイン・メディアのアンケートということもあり、スペイン勢が上位を占めたかたちだが、実際はどのような結果を迎えるのか。今シーズンも欧州最高峰の舞台から目が離せない。