【W杯 準々決勝プレビュー】フランス対ドイツ戦|焦点は「フランスのカウンター」

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年07月04日

ベンゼマの落としから両翼がいい形で前を向けたら。

【フランス】
[出場停止]なし
[故障欠場]なし

【ドイツ】
[出場停止]なし
[故障欠場]スコドラン・ムスタフィ(DF)

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準々決勝
フランス 対 ドイツ
13:00(日本時間5日1:00)キックオフ
マラカナン(リオデジャネイロ)
 
【勝負のポイント】
フランスのカウンター
 
 主導権を握るのは、おそらくドイツ。フランスが繰り出すカウンターの攻防が、勝負の行方を左右するだろう。アルジェリア戦のドイツは、カウンターからたびたび裏を取られ、ピンチを招いていた。フランスは、ナイジェリア戦で左サイドに置いたベンゼマを中央に戻し、前線の基準点として機能させようとするだろう。ベンゼマの落としからヴァルビェエナとグリーズマンの両翼がいい形で前を向けたら、カウンターの脅威は高まるはずだ。
 
[フランスの視点]
 ベンゼマを中央に、グリーズマンを左翼に配する3トップの構成が濃厚だ。クサビの縦パスを収めて巧みに展開するベンゼマは、やはり中央でこそ生きる。ベンゼマを基準点に、ヴァルビュエナとグリーズマンが持ち前の機動力を発揮してドイツを揺さぶりたい。
 
[ドイツの視点]
 国民がラームの起用を求める右SBは、前日練習を見る限り、グロスクロイツのサプライズ起用がありえる。誰が抜擢されるにせよ、対峙が濃厚なグリーズマンとのマッチアップは注目だ。延長にまでもつれたアルジェリア戦の終盤同様、ラームを右SBで起用するなら、シュバインシュタイガーとケディラを中盤の底に並べる従来型の4-2-3-1を用いるだろう。持ち駒が豊富な前線はさまざまな組み合わせが想定される。
 
 なによりフィジカルコンディションを重んじるレーブ監督には、フレッシュな選手をピッチに立たせたいという思惑がある。それによって、スタメンやシステムが決まることになりそうだ。
 
◆過去の対戦成績
フランス
11勝6分け8敗
ドイツ
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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