フランスの20年ぶり２回目の優勝に大きく貢献し、大会の最優秀若手選手賞を受賞したパリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペは、ロシア・ワールドカップで大きく株を上げた。
 
　スペイン紙『Marca（マルカ）』が『Transfermarkt』のデータを参考に報じたところによると、エムバペの市場価値は2017年１月からの１年半で、400万ユーロから１億５千万ユーロ、実に3650パーセントも上昇したという。

 

　そのエムバペを筆頭に、この１年半でその価値を大きく飛躍させた選手20人を、マルカ紙が７月18日に紹介した。ここには、リオネル・メッシやネイマールといった「クラック」も含まれている。
 
◇ナビ・ケイタ（リバプール）
1100万ユーロ（約14億3000万円）→6500万ユーロ（約84億5000万円）
 
◇マーカス・ラッシュフォード（マンチェスター・ユナイテッド）
1000万ユーロ（約13億円）→6500万ユーロ（約84億5000万円）
 
◇マウロ・イカルディ（インテル）
4000万ユーロ（約52億円）→9500万ユーロ（約123億5000万円）
 
◇エデン・アザール（チェルシー）
6500万ユーロ（約84億5000万円）→１億2000万ユーロ（約156億円）
 
◇トマ・ルマール（アトレティコ・マドリー）
1400万ユーロ（約18億2000万円）→7000万ユーロ（約91億円）
 
◇レロイ・ザネ（マンチェスター・シティ）
3000万ユーロ（約39億円）→9000万ユーロ（約117億円）
 
◇ロメル・ルカク（マンチェスター・ユナイテッド）
4000万ユーロ（約52億円）→1億ユーロ（約130億円）
 
◇リオネル・メッシ（バルセロナ）
1億2000万ユーロ（約156億円）→1億8000万ユーロ（約234億円）
 
◇マルコ・アセンシオ（レアル・マドリー）
1500万ユーロ（約19億5000万円）→7500万ユーロ（約97億5000万円）
 
◇ウスマンヌ・デンベレ（バルセロナ）
1800万ユーロ（約23億4000万円）→8000万ユーロ（約104億円）
 
◇ガブリエウ・ジェズス（マンチェスター・シティ）
1600万ユーロ（約20億8000万円）→8000万ユーロ（約104億円）
 
◇パウロ・ディバラ（ユベントス）
1600万ユーロ（約20億8000万円）→8000万ユーロ（約104億円）
 
◇デル・アリ（トッテナム）
2000万ユーロ（約26億円）→１億ユーロ（約130億円）
 
◇ネイマール（パリ・サンジェルマン）
１億ユーロ（約130億円）→１億8000万ユーロ（約234億円）
 
◇セルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチ（ラツィオ）
900万ユーロ（約11億7000万円）→9000万ユーロ（約117億円）
 
◇フィリッペ・コウチーニョ（バルセロナ）
3500万ユーロ（約45億5000万円）→１億2000万ユーロ（約156億円）
 
◇ケビン・デ・ブルイネ（マンチェスター・シティ）
6000万ユーロ（約78億円）→１億5000万ユーロ（約195億円）
 
◇ハリー・ケイン（トッテナム）
4000万ユーロ（約52億円）→１億5000万ユーロ（約195億円）
 
◇モハメド・サラー（リバプール）
2700万ユーロ（約35億1000万円）→１億5000万ユーロ（約195億円）
 
◇キリアン・エムバペ（パリ・サンジェルマン）
400万ユーロ（約5億2000万円）→１億5000万ユーロ（約195億円）
 
　改めて、その“出世ぶり”が際立つエムバペ。去就が注目されるなか、パリSG残留を明言した19歳は、さらにその価値を高めていけるだろうか。