「みんなが誇りに思っている」
【7月11日・モスクワ|準決勝 クロアチア 2(延長)1 イングランド】
イングランドが開始早々に得意のセットプレーから先制し、早くも決勝進出に大きく前進したかに思われたが、過去2戦をPK戦の末に勝ち上がったクロアチアの粘り強さの前に苦しみ、23分に同点を許し、さらに延長戦では完全に主導権を握られた末に、後半4分、マンジュキッチの決勝点を許した。
攻守ともに充実した状態で勝ち上がり、1990年イタリア大会以来となるベスト4入りを果たした若き「スリーライオンズ」には、自国開催の66年大会以来となる2度目の世界制覇に期待が集まったが、残念ながらあと一歩及ばなかった。
今大会、ここまで得点ランキングトップの6点を挙げ、キャプテンとしてチームをリードしてきたFWのハリー・ケインは試合後、大きな飛躍を遂げた今大会を振り返ったが、その言葉には悔しさ、満足感、そして寂しさなどが感じられた。(『L’EQUIPE』紙より)
イングランドが開始早々に得意のセットプレーから先制し、早くも決勝進出に大きく前進したかに思われたが、過去2戦をPK戦の末に勝ち上がったクロアチアの粘り強さの前に苦しみ、23分に同点を許し、さらに延長戦では完全に主導権を握られた末に、後半4分、マンジュキッチの決勝点を許した。
攻守ともに充実した状態で勝ち上がり、1990年イタリア大会以来となるベスト4入りを果たした若き「スリーライオンズ」には、自国開催の66年大会以来となる2度目の世界制覇に期待が集まったが、残念ながらあと一歩及ばなかった。
今大会、ここまで得点ランキングトップの6点を挙げ、キャプテンとしてチームをリードしてきたFWのハリー・ケインは試合後、大きな飛躍を遂げた今大会を振り返ったが、その言葉には悔しさ、満足感、そして寂しさなどが感じられた。(『L’EQUIPE』紙より)
――◇――◇――
悔しくて苦しい気持ちで一杯だ。これからも、自分にとっては辛い瞬間になりそうだ。
それでも、我々は頭を上げていきたい。とても素晴らしい旅だった。みんなが想像していたよりも、良いところまで来ることができた。この舞台にいられることは素晴らしいし、みんながこれを誇りに思っている。
だけど、できればこのまま勝ち続けたかった……。
我々は大会前から、自分たちが十分に良いチームだと思っていたし、勝てるはずだと自信を持っていた。今では、それが正しかったと言えるだろう。
それ以上のことは、何も言えない。