[ロシアW杯決勝トーナメント１回戦]日本２-３ベルギー／７月２日／ロストフ・ナ・ドヌ

　ベスト８の壁は厚かった…。

　ベルギーとの決勝トーナメント１回戦に臨んだ日本代表は、２-２で迎えたアディショナルタイムにベルギーのシャドリに決勝点を奪われ、初の８強入りを逃す結果となった。

　後半開始立ち上がりの48分に先制点を奪った原口は試合後、フラッシュインタビューに応じたが、目には熱いものが光った。原口は「悔しいですけど、このチームでもっと前に進みたかったですし、終わってしまったのは悔しいです」と、堪え切れない涙を目に湛えつつ語った。

　チームは原口の先制点後、52分にも乾が追加点をゲット。その後も良い流れを掴んだが、ベルギーも選手交代を機に反撃し、69分、74分とゴールして同点に。そして最後は、CKからのチャンスを逆手に取られ、カウンターからの失点で万事休した。

「相手の圧力を耐えきれなかった。チームとしても個人としても足りない。もう一回壁を越えていけるようにやりたい」と語った原口。今大会で右サイドを力の限り走り切った背番号８は、８強の壁を越えるべく、さらなるチャレンジを誓った。

【日本代表PHOTO】日本 ２-３ ベルギー｜原口、乾のゴールで２点リードも…。 試合終了間際に逆転を許しベスト８進出ならず

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