• トップ
  • ニュース一覧
  • 「過去最低のVARジャッジだ!」後半だけで3度のビデオ判定にスタジアム騒然!【ロシアW杯】

「過去最低のVARジャッジだ!」後半だけで3度のビデオ判定にスタジアム騒然!【ロシアW杯】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月26日

終了間際の微妙な判定でイランにPKが…

スリリングな展開の終了間際、イランにPKが与えられた。セドリク(21番)の手には確かにボールが触れているが……。(C)Getty Images

画像を見る

 壮絶な1-1ドローに終わったポルトガルvsイラン戦は、なんと後半だけで3度に渡ってVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が採用される異例の事態となった。
 
 まず1回目は、ポルトガルの1点リードで迎えた50分。クリスチアーノ・ロナウドがエリア内で倒されたがプレーは続行され、しばらく経ってからパラグアイのエンリケ・カセレス主審がVARで協議。差し戻しで、ポルトガルにPKが与えられた。しかしC・ロナウドのショットは、イラン代表の守護神アリレザ・ベイランバンドに阻止されている。
 
 2回目は、またしてもC・ロナウドに関わるプレー。今度はポルトガル代表のエースが相手選手にエルボーを見舞ったか否かで、ジャッジが下された。提示されたのはレッドではなくイエローカード止まり。ファウルだが肘は使っていなかったという判断だ。

 
 そして最大の物議を醸したのが、アディショナルタイムの一件。ポルトガル・ゴール前でイラン代表FWサルダル・アズモンとポルトガル代表DFセドリク・ソアレスがエアバトルを展開し、前者がヘディングで落とした球が後者の手に当たってしまう。PKとするにはかなり微妙なシーンだったが、カセレス主審はイランにゴーサインを出し、ポルトガル側は猛抗議。スタジアム全体が騒然とするなか、スコアは1-1の振り出しに戻ったのだ。
 
 試合はこのまま終了。イランは悲願の決勝トーナメント進出に一歩及ばず、ポルトガルはグループ2位ですり抜けた。
 
 英紙『The Telegraph』は「過去最低のVARジャッジだ」と銘打ち、「ロナウドは明らかに退場であったし、最後のPKは妥当なジャッジではなかった」と指摘。そのうえで「VARを導入してもこのような誤った判断がなされるなら、なんら効果的とは言えないだろう。無駄に試合の時間を止め、両ベンチをヒートアップさせ、スタジアムに不穏な空気を漂わせたのだ」と断じた。
 
 なにかと話題を呼んでいるVAR。その議論に一石を投じるゲームとなった。
 
【関連記事】
「なぜホンダを外した?」ハリルの元右腕はTV番組での問い掛けにどう答えた?
「カウンターしかない」「守備が曖昧」英紙が西野ジャパンの“弱点”をズバリ指摘!【ロシアW杯】
あのアニソンを大合唱する「日本&セネガルサポ」の動画が300万回再生を超える!【ロシアW杯】
「あまりにセンセーショナル!」ポルトガル代表の34歳重鎮が技ありゴラッソで大仕事!
韓国が痛恨の黒星スタート! 地元紙は「完全にゲームの流れが変わった」とVARの洗礼に…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年9月号
    8月8日(金)発売
    [注目クラブを総力特集!!]
    改革元年 RB大宮アルディージャ解体新書
    「レッドブル体制」でのJ1への挑戦
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月21日号
    8月7日発売
    25-26 欧州各国リーグ開幕ガイド 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ