「セネガルをどうやって崩すのか」と問われた指揮官は…
グループリーグ第2戦のセネガル戦を翌日に控えた6月23日、会場となるエカテリンブルクアリーナで前日会見が行なわれた。
会見に臨んだ西野朗監督はまず、「日本のサッカー界が持つアフリカのチームに対するイメージは、やはりフィジカル的なところ。ただ今回のセネガルは、そういう肉体的な強さ、速さだけじゃない。非常にチームとしてオーガナイズされていて、個々の強さ、速さを活かすためにしっかりとディフェンスが組織化されている」と、セネガルの印象を語った。
さらに、セネガル人記者に「セネガルをどうやって崩すのか? 弱みはあるのか?」と質問された西野監督。すると指揮官から思わぬ軽口が飛び出す。
「ここ数日、セネガルに対して、我々のチームの乾と大島に5キロ増量せよ、身長を5センチ伸ばせという調整に失敗して、それ以外のところで対応しなければいけないということを余儀なくされたんですけれども……」
会見に臨んだ西野朗監督はまず、「日本のサッカー界が持つアフリカのチームに対するイメージは、やはりフィジカル的なところ。ただ今回のセネガルは、そういう肉体的な強さ、速さだけじゃない。非常にチームとしてオーガナイズされていて、個々の強さ、速さを活かすためにしっかりとディフェンスが組織化されている」と、セネガルの印象を語った。
さらに、セネガル人記者に「セネガルをどうやって崩すのか? 弱みはあるのか?」と質問された西野監督。すると指揮官から思わぬ軽口が飛び出す。
「ここ数日、セネガルに対して、我々のチームの乾と大島に5キロ増量せよ、身長を5センチ伸ばせという調整に失敗して、それ以外のところで対応しなければいけないということを余儀なくされたんですけれども……」
これには、日本の報道陣も笑いの渦に巻き込まれたが、もちろん指揮官はコンタクトプレーでの不利を見据えており、「やはり肉体的なコンタクトが多くなる展開だと状況が不利になる。いろいろ変化をし、(相手が)想定していないところでのクイックネスを活かしたり、ボールをしっかり動かすというなかで対応していきたい」と、セネガルのフィジカル対策でのポイントを語った。
ただし、西野監督は会見のなかで、セネガルの身体能力の高さだけでなく、規律のあるチームとしての強さをたびたび口にしており、これまでのアフリカチームにはあまりないタイプとして捉えていることも強調した。
ただし、西野監督は会見のなかで、セネガルの身体能力の高さだけでなく、規律のあるチームとしての強さをたびたび口にしており、これまでのアフリカチームにはあまりないタイプとして捉えていることも強調した。