【W杯 大会10日目プレビュー】アルゼンチン対イラン戦

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年06月21日

アルゼンチンの強力攻撃陣にイランがいかに対応するか。

ワールドカップでは、実に623分ぶりにゴールを挙げたメッシ。エースの決勝点でアルゼンチに勢いがついたか!? (C) Getty Images

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グループF
アルゼンチンイラン
13:00(日本時間22日1:00)キックオフ
ミネイロン(ベロオリゾンテ)
 
【アルゼンチンの視点】
 
 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では3-5-2システムでスタートし、後半から本来の4-4-3に戻したが、イラン戦では最初から慣れ親しんだフォーメーションを採用すると思われる。
 
 足首の負傷で初戦は後半からの出場となったFWゴンサロ・イグアインは、スタメン出場が濃厚。リオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロとの強力3トップでイラン守備陣を攻略にかかる。MFのフェルナンド・ガゴもスタメン復帰となるようで、これに伴い、初戦でスタメンだったDFウーゴ・カンパーニャとMFマキシ・ロドリゲスのふたりは、サブに回るだろう。
 
 戦前の評判通り、ボスニア戦でも守備に不安を感じさせる部分は多々あったが、アレハンドロ・サベーラ監督に率いられたチームは、これを修正するよりも、強力な攻撃でカバーしていく方針であるのは変わりない。
 
 ハビエル・マスチェラーノがこの試合で、アルゼンチン代表としては史上4人目の100試合出場を達成することになる。
 
[得点者]1点:メッシ
[警 告]1回:ロホ
 
【イランの視点】
 
 初戦のナイジェリア戦では、CBのペジマン・モンタゼリを右SB、SBのホスロ・ヘイダリとエハサン・ハジサフィを中盤で起用する超守備的な布陣で臨み、思惑通りのスコアレスドローに持ち込んだ。
 
 華やかさとは無縁ながら、身の丈に合ったその戦法に手ごたえを感じているカルロス・ケイロス監督は、アルゼンチン戦でも初戦と同じ11人を先発させるようだ。
 
 世紀の番狂わせを演じるには、選手全員のハードワークに加え、セットプレーかカウンター発動時に一度か二度は訪れるはずの得点機をモノにする必要がある。
 
 前半を0-0で折り返せるかが、ひとつの見どころだ。
 
[得点者]なし
[警 告]1回:ティムリアン
 
 
◆対戦成績&試合結果
 
アルゼンチン
1分け
イラン
 
1977年3月22日 イラン 1-1 アルゼンチン
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部

ケイロス監督による守備的な戦術が奏功して勝点1を手にしたイラン。同じ手はアルゼンチンにも通用するだろうか!? (C) Getty Images

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