トルコが誇るスーパーセレブがキエフで大暴れだ。
 
　土曜日に開催されたチャンピオンズ・リーグ決勝は、レアル・マドリーに軍配が上がった。ウクライナの首都でリバプールを３－１と撃破し、３シーズン連続13回目の欧州制覇を成し遂げた。試合後のピッチやミックスゾーン、ロッカールームで歓喜の輪を広げたイレブンに混じって、怒涛のSNS投稿を繰り返したのがあの“セクシー塩ふりおじさん”だ。
 
　トルコ最大のステーキチェーンを展開するオーナーシェフ、ヌスレット・ギョクチェ氏がそのひと。右腕を45度に曲げて高い位置からステーキに塩を振りかける姿が大きな話題を呼び、いまや世界規模の超有名人となった。本人は大のサッカー好きとして知られ、自身のインスタグラムには、来店したディエゴ・マラドーナやデイビッド・ベッカムらと楽しむ様子が随時掲載され、ハリウッドスターや著名アーティストもよく登場する。先日はお膝元であるイスタンブールの名門、ガラタサライに所属する長友佑都もSNS上でそのパフォーマンスを真似て、200万回近い再生回数を叩き出した。

 

　そんなセクシーシェフは今回、試合を中継するトルコＴＶ局の計らいでウクライナ入り。試合前日からルカ・モドリッチやカリム・ベンゼマなどビッグスターと２ショットを決め込んでは写真を掲載。そして試合当日もモハメド・サラー、ガレス・ベイル、マルセロ、クリスチアーノ・ロナウドらと交流する場面が矢継ぎ早にアップロードされ、尋常ではない反響を呼んだのだ。
 
　なかでも極めつけが、マドリーの主将であるセルヒオ・ラモスとのコラボだ。なんとビッグイヤーのカップにめがけ、ふたり揃ってお得意の塩ふりジェスチャーを繰り出すおふざけぶり。これには世界中のファンが一斉に反応し、「ふざけすぎだろ！」「伝統のビッグイヤーになんてことするんだ！」「ラモスのほうがノリノリじゃないか！」など意見が続々。だが大半は笑いを含んだもので、いたって好意的だ。ちなみに今回のすべての写真と動画の閲覧回数を足すと、ゆうに2400万回を超えている。ビックリ仰天だ。
 
　それにしても、どのワールドクラスも嫌な顔ひとつ見せず対応しているのだから驚きだ。ヌスレット氏がどれだけ愛されキャラなのかが分かる。自身の店の宣伝も兼ねて、きっとロシア・ワールドカップの各会場にも足を運ぶことだろう。

【画像】イニエスタの愛妻も！「美人すぎる」ロシアＷ杯ビッグスターの妻＆恋人たち