「どこが来ようと恐くない」と吠えた会長はサポーターたちの前で…。

先制点を挙げ、さらに攻守で際立った存在感を発揮したデ・ロッシを中心に集中したパフォーマンスを披露したローマ。試合後はそうした緊張感から解放され、街中がお祭りムードと化した。 (C) Getty Images
目の前で起きた奇跡に“永遠の都”が沸いた。
4月10日(現地時間)に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグで、ローマはバルセロナを3-0で撃破。合計スコアを4-4とし、アウェーゴールの差で34年ぶりとなるベスト4入りを果たした。
第1レグでバルサが4-1のリードを奪ったことで、決着はすでに決したかに思われた。だが、ローマは大方の予想を見事に覆す。前半でエディン・ゼコが先制、後半にダニエレ・デ・ロッシ、コスタス・マノラスがゴールを奪って、“奇跡”を実現させたのだ。
勇猛果敢な姿勢で、強敵バルサを打ち破った選手たちに多くのメディアも興奮。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「ローマ帝国の壮大なパフォーマンスだ」と褒めちぎった。
選手やスタッフはロッカールームで飲み物をぶちまけ、まるで優勝したかのようなお祭り騒ぎ。そして、街中に飛び出したロマニスタたちも当然ながら、この勝利に酔いしれた。そして、そんなファンの中に、クラブの会長であるジェームズ・パロッタも姿を見せた。
4月10日(現地時間)に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグで、ローマはバルセロナを3-0で撃破。合計スコアを4-4とし、アウェーゴールの差で34年ぶりとなるベスト4入りを果たした。
第1レグでバルサが4-1のリードを奪ったことで、決着はすでに決したかに思われた。だが、ローマは大方の予想を見事に覆す。前半でエディン・ゼコが先制、後半にダニエレ・デ・ロッシ、コスタス・マノラスがゴールを奪って、“奇跡”を実現させたのだ。
勇猛果敢な姿勢で、強敵バルサを打ち破った選手たちに多くのメディアも興奮。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「ローマ帝国の壮大なパフォーマンスだ」と褒めちぎった。
選手やスタッフはロッカールームで飲み物をぶちまけ、まるで優勝したかのようなお祭り騒ぎ。そして、街中に飛び出したロマニスタたちも当然ながら、この勝利に酔いしれた。そして、そんなファンの中に、クラブの会長であるジェームズ・パロッタも姿を見せた。
昼夜を問わず、ローマに関するあらゆる情報を更新している『Forza ROMA』は、興奮状態にあったパロッタ会長の仰天行動を、動画付きで伝えている。
同メディアによれば、試合後にパロッタ会長は、「我々はバルセロナを支配した。こんなローマは、今まで見たことがない。もう、どこが来ようと恐くない」と豪語。その後、サポーターたちが集うポポロ広場に姿を見せると、広場の中心にある『オベリスクの噴水』にダイブ。ロマニスタたちと喜びを分かち合った。
また、まさかの勝利に歓喜するあまり、クラブの公式ツイッターも“崩壊”。次のようなツイートをして話題を呼んだ。
「DAJEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEeifefefbejfwjofnwjfnwjfbrufbwfubweufbewfuewbewbfwejfwjlfjfwfjlwfjbfjwfbwjfbwjofwjfnewjofnewjofnwjfnweAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!」
この意味不明なツイートにフォロワーからは、「ツイッターが崩壊した! でも、わかる、わかるぞ!!!」や「伝説の日だ。今日をローマ帝国の祝日として認定してくれ」など大反響を呼んだ。
バルサから大逆転劇を収めるというミラクルを演じたローマ。その勝利は、クラブ関係者やサポーターたちを、文字通りに“狂わせた”。