掲げていたプラカードには別の選手への嘆願が
日曜日のプレミアリーグ32節、チェルシー対トッテナム・ホットスパーの強豪対決は、アウェーチームの3-1快勝に終わった。スパーズが敵地スタンフォード・ブリッジで白星を挙げたのはプレミア創設後では初、さらにさかのぼれば、実に28年ぶりとなる。
そのメモリアルなゲームで2得点と気を吐いたのが、イングランド代表MFデル・アリだ。62分にエリック・ダイアーのロングパスに抜け出して逆転ゴールを決めると、4分後の66分にはゴール前の混戦からプッシュしてダメ押し。一時のスランプから完全に脱し、マウリシオ・ポチェティーノ監督も「デルの復調は喜ばしい限りだ。ビッグなパーソナリティーを持っているし、その才能に疑いはない。まだ21歳だということを忘れてしまうほど完成度が高い」と称えた。
そんな若き俊英が、試合後に神対応を見せた。アウェーサポーター席に陣取ったファンの元に駆け寄り、着ていたユニホームをプレゼントしたのだ。これをゲットしたのは、ずっとプラカードを掲げていた3、4歳の男の子。アリは直接手渡し、チビッ子を喜ばせた。
そのメモリアルなゲームで2得点と気を吐いたのが、イングランド代表MFデル・アリだ。62分にエリック・ダイアーのロングパスに抜け出して逆転ゴールを決めると、4分後の66分にはゴール前の混戦からプッシュしてダメ押し。一時のスランプから完全に脱し、マウリシオ・ポチェティーノ監督も「デルの復調は喜ばしい限りだ。ビッグなパーソナリティーを持っているし、その才能に疑いはない。まだ21歳だということを忘れてしまうほど完成度が高い」と称えた。
そんな若き俊英が、試合後に神対応を見せた。アウェーサポーター席に陣取ったファンの元に駆け寄り、着ていたユニホームをプレゼントしたのだ。これをゲットしたのは、ずっとプラカードを掲げていた3、4歳の男の子。アリは直接手渡し、チビッ子を喜ばせた。
しかし、映像でよく確認すると、ひとつの事実が浮き彫りとなる。チビッ子がアピールしていた特大のプラカードにはこう書かれていたのだ。
「ユーゴ、ユーゴ。どうか僕に君の(キーパー)グローブをくれませんか?」
トッテナムのフランス代表GKユーゴ・ロリスへのメッセージだった。アリはそれを知ったうえで不憫に想い、そっとユニホームを差し出したのだという。
いずれにせよ、男の子にとっては一生忘れられないメモリアルゲームになったことだろう。動画を掲載したトッテナムの公式ツイッターも「本当はユーゴにもらいたかったのだろうけど、その"一品"もなかなかの代物だ」と書き綴っている。
ちなみに動画の最後でアリは、大の仲良しであるソン・フンミンとのお祝いパフォーマンスも披露している。
「ユーゴ、ユーゴ。どうか僕に君の(キーパー)グローブをくれませんか?」
トッテナムのフランス代表GKユーゴ・ロリスへのメッセージだった。アリはそれを知ったうえで不憫に想い、そっとユニホームを差し出したのだという。
いずれにせよ、男の子にとっては一生忘れられないメモリアルゲームになったことだろう。動画を掲載したトッテナムの公式ツイッターも「本当はユーゴにもらいたかったのだろうけど、その"一品"もなかなかの代物だ」と書き綴っている。
ちなみに動画の最後でアリは、大の仲良しであるソン・フンミンとのお祝いパフォーマンスも披露している。