今は亡きチームメイトへの想い。
イタリア代表のルイジ・ディ・ビアージョ監督は、3月の国際親善試合に向け、ユベントスの守護神ジャンルイジ・ブッフォンを招集。現地時間3月18日、40歳のベテランGKは代表合宿に加わるため、フィレンツェに入った。
昨年11月のワールドカップ(W杯)予選敗退で、栄光の代表キャリアに終止符が打たれたと思われたブッフォンだが、ディ・ビアージョ監督と話し合った末に、当面の間、代表活動を続けることを決断した。
60年ぶりにW杯を逃し、世代交代の必要が叫ばれるイタリアだけに、大ベテランの決断には賛否両論の声がある。そんな中、ブッフォンはなぜアッズーリのユニホームを着続けることを選んだのか。イタリア紙『Sky Sport』でブッフォンは、「僕は大きな責任感を持ち、一貫した人間だからだ」と語っている。
「その2つだけで、僕がここにいる理由は説明できるだろう。それに、僕はずっと代表と一緒だった。今回も同じようにみてもらえればと思っている。若手は育っていく。すでに育ってもいる。明日だって彼らの居場所がある」
昨年11月のワールドカップ(W杯)予選敗退で、栄光の代表キャリアに終止符が打たれたと思われたブッフォンだが、ディ・ビアージョ監督と話し合った末に、当面の間、代表活動を続けることを決断した。
60年ぶりにW杯を逃し、世代交代の必要が叫ばれるイタリアだけに、大ベテランの決断には賛否両論の声がある。そんな中、ブッフォンはなぜアッズーリのユニホームを着続けることを選んだのか。イタリア紙『Sky Sport』でブッフォンは、「僕は大きな責任感を持ち、一貫した人間だからだ」と語っている。
「その2つだけで、僕がここにいる理由は説明できるだろう。それに、僕はずっと代表と一緒だった。今回も同じようにみてもらえればと思っている。若手は育っていく。すでに育ってもいる。明日だって彼らの居場所がある」
一方で、ブッフォンは今回の代表招集に応じた理由がもう一つあるとも明かしている。それは、今月4日にこの世を去った盟友のダビデ・アストーリの存在だ。
イタリア紙『La Nazione』は、8日に行なわれたアストーリの葬儀に参列したブッフォンが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と一緒にプライベート機をチャーターし、チャンピオンズ・リーグのトッテナム戦を戦った翌朝にロンドンを出発していたことを報じていた。
そのブッフォンは、「僕がここにいるもう一つの理由はダビデだ。(アストーリのために)この代表招集に応じたかった」と、亡くなったチームメイトへの想いを口にした。
今月23日にアルゼンチン、27日にイングランドと、いずれも列強国と対戦するイタリア。再建を目指すカルチョの国には、アストーリに向けた気持ちのこもった戦いが求められる。
イタリア紙『La Nazione』は、8日に行なわれたアストーリの葬儀に参列したブッフォンが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と一緒にプライベート機をチャーターし、チャンピオンズ・リーグのトッテナム戦を戦った翌朝にロンドンを出発していたことを報じていた。
そのブッフォンは、「僕がここにいるもう一つの理由はダビデだ。(アストーリのために)この代表招集に応じたかった」と、亡くなったチームメイトへの想いを口にした。
今月23日にアルゼンチン、27日にイングランドと、いずれも列強国と対戦するイタリア。再建を目指すカルチョの国には、アストーリに向けた気持ちのこもった戦いが求められる。