最初の決定機は原口の鋭いカットインから
3月11日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第26節が行なわれ、デュッセルドルフは2-1でデュイスブルクを下した。
隣町同士の対峙で「シュトラーゼンバーン(路面電車)・ダービー」と呼ばれる両チームにとっての特別な一戦、原口元気、宇佐美貴史の日本人2人は前節に続いてスタメン入りし、2列目の両翼を担った。
両チームともに、守備では前線からプレッシャーをかけるようなことはなく、また攻撃ではゆっくりボールを回しながら相手の隙を窺うという静かな立ち上がり。ファーストシュートはホームのデュイスブルクで、CKからだった。
原口は左サイドで試合開始を迎えるも、ピッチを広く動き回り、中央でボールを受けるなど、積極的にプレーに絡んでいく。左では10、18分とドリブルで勝負を仕掛け、クロスを入れたり、CKを得たりした。
一方の宇佐美も原口ほどではないものの、機を見てポジションを変え、最終ラインに近い位置まで下がってボールを要求する場面も。3試合連続でゴールを決めている彼は、23分に味方のシュートのはね返りをペナルティーエリア手前からダイレクトで叩くも、これは枠を外した。
隣町同士の対峙で「シュトラーゼンバーン(路面電車)・ダービー」と呼ばれる両チームにとっての特別な一戦、原口元気、宇佐美貴史の日本人2人は前節に続いてスタメン入りし、2列目の両翼を担った。
両チームともに、守備では前線からプレッシャーをかけるようなことはなく、また攻撃ではゆっくりボールを回しながら相手の隙を窺うという静かな立ち上がり。ファーストシュートはホームのデュイスブルクで、CKからだった。
原口は左サイドで試合開始を迎えるも、ピッチを広く動き回り、中央でボールを受けるなど、積極的にプレーに絡んでいく。左では10、18分とドリブルで勝負を仕掛け、クロスを入れたり、CKを得たりした。
一方の宇佐美も原口ほどではないものの、機を見てポジションを変え、最終ラインに近い位置まで下がってボールを要求する場面も。3試合連続でゴールを決めている彼は、23分に味方のシュートのはね返りをペナルティーエリア手前からダイレクトで叩くも、これは枠を外した。
デュッセルドルフは32分、原口が左からのカットインで強烈なシュートを放ち、GKフレッケンが前にこぼしたところをソボットカが詰めるが、ゴールライン前でフレッケンに防がれて、この試合最初の決定機を活かせない。
しかし40分、カウンターで宇佐美と原口が連係で相手の守備を崩そうとしたプレーから、クリアボールを拾ったフィンクからのパスを受けたヘニングスが、左足でエリア外からゴール左隅に突き刺し、先制点を奪った。
静かな立ち上がりとなった一戦も、前半の終わり頃には互いに激しく攻め合う展開となり、両チームともに相手ゴール前に再三迫っていった。そして後半になると、今度は両チームともにプレーに激しさと荒っぽさを増し、ファウルの数も多くなっていく。
時間の経過とともに1点を追うデュイスブルクの攻勢が強くなり、55分にシュトッペルカンプがダイクレトシュートを枠内に放ったり(GKヴォルフがセーブ)、57分にはヴォルツェがエリア内でシャウエルテに足を引っかけられてあわやPKという場面も作る。
しかし、地力で勝るデュッセルドルフも好機を演出。65分にカウンターで原口が敵陣エリアまでボールを運んでヘニングスへラストパス。しかし、決定的なシュートはクロスバーに阻まれる。原口はその4分後、30メートルほどの位置から思い切ったミドルを飛ばすが、これはわずかにクロスバーを越えた。
デュイスブルクは72分、ロングスローをゴール前でトラップしたオヌエグブが豪快なバイシクルを披露するも、ボールはゴールの左に逸れていく。終盤はポゼッションでも圧倒的に上回りながらゴールを狙ったホームチームだが、決定的な場面は作れず、遠めのシュートも威力を欠く。
しっかり守りながら時間を進めるデュッセルドルフは、84分にスローインを受けた宇佐美が突然スピードを上げてクロスを入れると、ヘニングスがフリーでのヘディングシュートを放ったが、枠を外す。その直後、よく動いた原口がロブレンとの交代でピッチを退いた。
このまま試合終了かと思われた88分、ロブレンの横パスを受けた宇佐美が、相手DFに寄せられながらも右足を一閃、フレッケンを破って追加点をもたらした。
この2分後には、クリアボールが小さくなったところをタシチーに詰められて1点を返され、デュッセルドルフはクリーンシートを逃したものの、逆に宇佐美の4試合連続ゴールの価値は上がることとなった。
デュッセルドルフは4分間のアディショナルタイムで猛攻を浴び、再びオヌエグブのバイシクルシュートを浴びるも、これをブロックし、他のピンチをはね返して勝点3を奪い、首位をキープした。
原口は今回も存在感を示し、宇佐美は今回も大仕事を果たしてみせ、この2人のチームにおける重要性は、ますます高まることとなった。
しかし40分、カウンターで宇佐美と原口が連係で相手の守備を崩そうとしたプレーから、クリアボールを拾ったフィンクからのパスを受けたヘニングスが、左足でエリア外からゴール左隅に突き刺し、先制点を奪った。
静かな立ち上がりとなった一戦も、前半の終わり頃には互いに激しく攻め合う展開となり、両チームともに相手ゴール前に再三迫っていった。そして後半になると、今度は両チームともにプレーに激しさと荒っぽさを増し、ファウルの数も多くなっていく。
時間の経過とともに1点を追うデュイスブルクの攻勢が強くなり、55分にシュトッペルカンプがダイクレトシュートを枠内に放ったり(GKヴォルフがセーブ)、57分にはヴォルツェがエリア内でシャウエルテに足を引っかけられてあわやPKという場面も作る。
しかし、地力で勝るデュッセルドルフも好機を演出。65分にカウンターで原口が敵陣エリアまでボールを運んでヘニングスへラストパス。しかし、決定的なシュートはクロスバーに阻まれる。原口はその4分後、30メートルほどの位置から思い切ったミドルを飛ばすが、これはわずかにクロスバーを越えた。
デュイスブルクは72分、ロングスローをゴール前でトラップしたオヌエグブが豪快なバイシクルを披露するも、ボールはゴールの左に逸れていく。終盤はポゼッションでも圧倒的に上回りながらゴールを狙ったホームチームだが、決定的な場面は作れず、遠めのシュートも威力を欠く。
しっかり守りながら時間を進めるデュッセルドルフは、84分にスローインを受けた宇佐美が突然スピードを上げてクロスを入れると、ヘニングスがフリーでのヘディングシュートを放ったが、枠を外す。その直後、よく動いた原口がロブレンとの交代でピッチを退いた。
このまま試合終了かと思われた88分、ロブレンの横パスを受けた宇佐美が、相手DFに寄せられながらも右足を一閃、フレッケンを破って追加点をもたらした。
この2分後には、クリアボールが小さくなったところをタシチーに詰められて1点を返され、デュッセルドルフはクリーンシートを逃したものの、逆に宇佐美の4試合連続ゴールの価値は上がることとなった。
デュッセルドルフは4分間のアディショナルタイムで猛攻を浴び、再びオヌエグブのバイシクルシュートを浴びるも、これをブロックし、他のピンチをはね返して勝点3を奪い、首位をキープした。
原口は今回も存在感を示し、宇佐美は今回も大仕事を果たしてみせ、この2人のチームにおける重要性は、ますます高まることとなった。