バルサに肉迫するも慎重な姿勢は崩さず
勝てば、勝点差は2。一時はバルセロナの優勝が確実視されたリーガ・エスパニョーラのタイトル争いは、全く分からないものとなる。
現地時間3月4日のリーガ第27節で、バルセロナ対アトレティコ・マドリーの大一番が行なわれる。今年に入って9戦8勝、現在は6連勝中と好調のA・マドリーは、ここ5試合で3試合を引き分けたバルサとの勝点差を6も縮めた。直接対決を制したら……逆転優勝の夢は膨らむ。
現地時間3月4日のリーガ第27節で、バルセロナ対アトレティコ・マドリーの大一番が行なわれる。今年に入って9戦8勝、現在は6連勝中と好調のA・マドリーは、ここ5試合で3試合を引き分けたバルサとの勝点差を6も縮めた。直接対決を制したら……逆転優勝の夢は膨らむ。
だが、『ESPN』によると、A・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、3日の会見で「リーガを制覇するのは不可能じゃない。だが、過去14年でビジャレアルの2位と我々の優勝が一度ずつあっただけだ」とコメント。リーガにおける、バルセロナとレアル・マドリーの強さを強調した。
「我々が成し遂げたように、不可能ではない。だが、とても難しいことだ。我々が望むのは、チャンスがある状態で、残り5試合を迎えること。それができれば、我々にも可能性があるだろう」
いずれにしても、4日の大一番を乗り越えることは必須だ。そのためには、リオネル・メッシを止めなければならない。だが、シメオネ監督は「彼は絶好調だ」と述べている。
「不可能なことをコントロールできるような戦術は、我々にはない。試合中はたくさんのことが起こるものだ。相手にダメージを与えられると信じるところへ、試合をもっていく必要がある」
A・マドリーが期待するのは、ここ2試合で7得点と絶好調のアントワーヌ・グリエーズマンだ。だが、メッシやクリスチアーノ・ロナウドに匹敵するレベルかと問われると、シメオネ監督は「素晴らしい選手で、このレベルならベストのひとり」と称賛しつつ、今シーズンはスロースタートだったと指摘した。
「クラブに来て最初の数か月と、今シーズンの序盤を除いて、彼は常にとても安定していた。難しいのは、その安定を維持することだ。メッシとロナウドはゴールを決め、トロフィーを勝ち取ることに決して飽きない。彼らを追う者たちの目標はそこだ」
だが、カンプ・ノウでのバルサ撃破に貢献すれば、グリエーズマンはまたひとつ、ステップアップすることができる。そして、A・マドリーが優勝争いでバルサに大きな重圧をかけることは確かだ。注目の大一番は、まもなくキックオフ(日本時間15日0時15分)を迎える。
「我々が成し遂げたように、不可能ではない。だが、とても難しいことだ。我々が望むのは、チャンスがある状態で、残り5試合を迎えること。それができれば、我々にも可能性があるだろう」
いずれにしても、4日の大一番を乗り越えることは必須だ。そのためには、リオネル・メッシを止めなければならない。だが、シメオネ監督は「彼は絶好調だ」と述べている。
「不可能なことをコントロールできるような戦術は、我々にはない。試合中はたくさんのことが起こるものだ。相手にダメージを与えられると信じるところへ、試合をもっていく必要がある」
A・マドリーが期待するのは、ここ2試合で7得点と絶好調のアントワーヌ・グリエーズマンだ。だが、メッシやクリスチアーノ・ロナウドに匹敵するレベルかと問われると、シメオネ監督は「素晴らしい選手で、このレベルならベストのひとり」と称賛しつつ、今シーズンはスロースタートだったと指摘した。
「クラブに来て最初の数か月と、今シーズンの序盤を除いて、彼は常にとても安定していた。難しいのは、その安定を維持することだ。メッシとロナウドはゴールを決め、トロフィーを勝ち取ることに決して飽きない。彼らを追う者たちの目標はそこだ」
だが、カンプ・ノウでのバルサ撃破に貢献すれば、グリエーズマンはまたひとつ、ステップアップすることができる。そして、A・マドリーが優勝争いでバルサに大きな重圧をかけることは確かだ。注目の大一番は、まもなくキックオフ(日本時間15日0時15分)を迎える。