10番は攻撃の核として機能し、コンディションの良さを窺わせた
【ゼロックス杯】川崎2-3C大阪/2月10日/埼玉
「ボールが来たので、頭でいったら勝ちかなと思って、あとは決めるだけでした」(清武弘嗣)
1点リードで迎えた後半開始早々の48分、キム・ジンヒョンが自陣からFKを前線に蹴り込んだ。これを杉本健勇が頭ですらすと、清武弘嗣が頭でトラップし、最終ラインの背後に抜け出す。最後は右足でネットを揺らし、勝利を引き寄せる2点目をもたらした。
そのほかのプレーでも左サイドハーフに入った10番は、正確無比なパスやドリブルで攻撃の核として躍動。64分に途中交代の要因のひとつとなった負傷は「首を持っていかれましたけど、全然大丈夫」とのことで、ピッチを去るまでキレのある動きで存在感を発揮した。昨季は怪我に泣かされ、代表からも遠ざかっていたが、今季は上々のスタートを切ったと言えるだろう。
「今日は全然疲れなかった。サイドで幅を作りながら起点になることも、すごく楽しい」という言葉からは充実感がうかがえる。その好調の理由について10番は「キャンプをするとしないでは全然変わってくるなと感じた」と、開幕前の準備がしっかりとできていることを挙げた。
昨季は2月1日にセビージャ(スペイン)からC大阪に移籍し、キャンプには途中からの合流。ヨーロッパのシーズン半ばで日本に帰還したため、連係面でもフィジカル面でも十分な準備ができずに開幕を迎えた。
だが、今年は始動日からチームメイトと同じ時間を過ごせており、イメージの共有も順調に進んでいる。「ユンさんとも話したのですが、去年とは全然違うねという話もしました」と清武が言うように、ユン・ジョンファン監督も認めるほどの状態でトレーニングを積んできた。
あとはこの状態を持続させるだけだ。「良いチームになってきていると思う。まだ始まったばかりで、これからだと思うので、1年間しっかりとやっていきたい。コンディションは凄くいい」とは清武の言葉。今季のリーグ戦でもこの日のように結果を残すことが出来れば、日本代表への復帰、そしてロシア・ワールドカップの出場が見えてくるはずだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「ボールが来たので、頭でいったら勝ちかなと思って、あとは決めるだけでした」(清武弘嗣)
1点リードで迎えた後半開始早々の48分、キム・ジンヒョンが自陣からFKを前線に蹴り込んだ。これを杉本健勇が頭ですらすと、清武弘嗣が頭でトラップし、最終ラインの背後に抜け出す。最後は右足でネットを揺らし、勝利を引き寄せる2点目をもたらした。
そのほかのプレーでも左サイドハーフに入った10番は、正確無比なパスやドリブルで攻撃の核として躍動。64分に途中交代の要因のひとつとなった負傷は「首を持っていかれましたけど、全然大丈夫」とのことで、ピッチを去るまでキレのある動きで存在感を発揮した。昨季は怪我に泣かされ、代表からも遠ざかっていたが、今季は上々のスタートを切ったと言えるだろう。
「今日は全然疲れなかった。サイドで幅を作りながら起点になることも、すごく楽しい」という言葉からは充実感がうかがえる。その好調の理由について10番は「キャンプをするとしないでは全然変わってくるなと感じた」と、開幕前の準備がしっかりとできていることを挙げた。
昨季は2月1日にセビージャ(スペイン)からC大阪に移籍し、キャンプには途中からの合流。ヨーロッパのシーズン半ばで日本に帰還したため、連係面でもフィジカル面でも十分な準備ができずに開幕を迎えた。
だが、今年は始動日からチームメイトと同じ時間を過ごせており、イメージの共有も順調に進んでいる。「ユンさんとも話したのですが、去年とは全然違うねという話もしました」と清武が言うように、ユン・ジョンファン監督も認めるほどの状態でトレーニングを積んできた。
あとはこの状態を持続させるだけだ。「良いチームになってきていると思う。まだ始まったばかりで、これからだと思うので、1年間しっかりとやっていきたい。コンディションは凄くいい」とは清武の言葉。今季のリーグ戦でもこの日のように結果を残すことが出来れば、日本代表への復帰、そしてロシア・ワールドカップの出場が見えてくるはずだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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