「自分がまだやれるか知りたいんだ」
最後に公式戦に出場してから、まもなく2年が経とうとしている。
それでも元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノは、現役としてプレーを続けることを諦めていない。
イタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューで引退について問われると、「自分がまだやれるかどうかを知りたいんだ」と、自身の望みがピッチに戻ること、つまり現役続行にあることを明らかにした。
「必要なのは、俺を100%信頼してくれる会長と監督だ。そういう人たちがいれば、俺はタダでもサインをするよ。金はもうかなり稼いできたからね。ピッチに立つ準備はすでにできているよ」
ただ、カッサーノの望みは「トップレベルで自分がまだ通用するか」を知ることであり、プレーできるならどこへでも行く、という考えではない。最近も中国からのオファーがあったようだが、彼は「中国に何を経験しにいくんだい? バカげている」とこれを一蹴していた。
「俺は、誰だって好きなようにやればいいと思っている。だけど、中国に行くヤツは、はっきり言うべきだ。経験のためではなく、金のためだとね。俺は自分を欲しがってくれた(中国の)クラブの名前すら覚えていないよ」
現役続行を願うカッサーノだが、ローマ時代のチームメートであるフランチェスコ・トッティは、昨シーズン限りでスパイクを脱いだ。カッサーノは最近電話でそのトッティと話をしたという。
「電話に出た彼は、『いま練習を見ているところだ』と言っていた。だから言ってやったんだ。『見てる場合じゃないだろ。あんたはまだプレーしなきゃいけない』ってね。彼は笑っていたよ。トッティは絶対の10番だ」
当然、40歳になったジャンルイジ・ブッフォンについても、カッサーノは今シーズン終了後に引退すべきではないという考えだ。
「アタランタ戦(コッパ・イタリア準決勝第1レグ)のセーブを見たかい? 彼はすべてを止めた。こんな選手がもうプレーしないなんてあり得ない。キーパーは45歳まで前進できる」
拠点とするジェノバ付近でのプレーにこだわってきたカッサーノ。彼とブッフォンが直接対戦する日は、はたして訪れるのだろうか。
それでも元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノは、現役としてプレーを続けることを諦めていない。
イタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューで引退について問われると、「自分がまだやれるかどうかを知りたいんだ」と、自身の望みがピッチに戻ること、つまり現役続行にあることを明らかにした。
「必要なのは、俺を100%信頼してくれる会長と監督だ。そういう人たちがいれば、俺はタダでもサインをするよ。金はもうかなり稼いできたからね。ピッチに立つ準備はすでにできているよ」
ただ、カッサーノの望みは「トップレベルで自分がまだ通用するか」を知ることであり、プレーできるならどこへでも行く、という考えではない。最近も中国からのオファーがあったようだが、彼は「中国に何を経験しにいくんだい? バカげている」とこれを一蹴していた。
「俺は、誰だって好きなようにやればいいと思っている。だけど、中国に行くヤツは、はっきり言うべきだ。経験のためではなく、金のためだとね。俺は自分を欲しがってくれた(中国の)クラブの名前すら覚えていないよ」
現役続行を願うカッサーノだが、ローマ時代のチームメートであるフランチェスコ・トッティは、昨シーズン限りでスパイクを脱いだ。カッサーノは最近電話でそのトッティと話をしたという。
「電話に出た彼は、『いま練習を見ているところだ』と言っていた。だから言ってやったんだ。『見てる場合じゃないだろ。あんたはまだプレーしなきゃいけない』ってね。彼は笑っていたよ。トッティは絶対の10番だ」
当然、40歳になったジャンルイジ・ブッフォンについても、カッサーノは今シーズン終了後に引退すべきではないという考えだ。
「アタランタ戦(コッパ・イタリア準決勝第1レグ)のセーブを見たかい? 彼はすべてを止めた。こんな選手がもうプレーしないなんてあり得ない。キーパーは45歳まで前進できる」
拠点とするジェノバ付近でのプレーにこだわってきたカッサーノ。彼とブッフォンが直接対戦する日は、はたして訪れるのだろうか。