サンチェスの代役はメッシが認めた天才か! アーセナルが獲得を目論む俊英の実力は?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年01月09日

もはやサンチェス残留にこだわるのは善策とは言えない。

サンチェスの後釜候補として挙がったのは、赤丸急上昇中の逸材パボンだ。 (C) Getty Images

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サンチェス(右)との契約延長に意地になっているようにも見えるヴェンゲル監督(左)。これ以上、不満分子をチームに残すことは得策ではないはずだが……。 (C) Getty Images

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 悩めるアーセン・ヴェンゲルのアーセナルを救うのは、天才が認めた好素材になるのかもしれない。
 
 今シーズンのアーセナルは、まさに絶不調。22節終了時点で首位マンチェスター・シティとは勝点23差の6位と水を空けられている。開幕前にファンの反対を押し切るような形でヴェンゲル監督と2年契約を更新したものの、シーズン目標に掲げたプレミア制覇の可能性は、早くも潰えつつある。
 
 そんなチームの悩みの種となっているのが、現行契約が今年6月までとなっている2大エースのメスト・エジルとアレクシス・サンチェスの去就問題だ。
 
 とりわけ後者は、地元チリのラジオ番組内で、「僕はCLでプレーしたい。すでに決断を下しているが、アーセナルからの答えがない」と昨夏の移籍市場でクラブの対応に不満を漏らせば、移籍市場が閉じた昨年9月には、マンチェスター・シティのGKで、チリ代表のクラウディオ・ブラーボが、「あいつはシティに移籍することを望んでいた」と発言したことも話題となった。
 
 ヴェンゲル監督は「放出はしない」と、頑としてチリ代表FWの退団を固辞し続けているが、サンチェスはアーセナル側の延長オファーを幾度となく拒否していることが、『Daily mail』など現地メディアで報じられている。
 
 さらに現地時間1月8日には、年が明け契約満了半年前になったため、FIFAのルールにより、どのクラブともアーセナルに断りなく来シーズン以降の契約を結べる立場になったサンチェスが、マンチェスター・Cと年俸1300万ポンド(約19億円)+1500万ポンド(約22億円)の契約ボーナスで合意したという報道が一斉に伝えられた。
 
 後半戦の巻き返しを目指すアーセナルにとっては、いくらエースとはいえ、これ以上、不満分子を残すことにメリットはなく、代役を探すことが賢明であると言えそうだ。
 
 そこでサンチェスに代わる新たなストライカーとして候補に挙がっているうちの一人が、南米屈指の名門ボカ・ジュニオルスに所属するアルゼンチン代表FWクリスティアン・パボンである。アルゼンチン・メディア『Tyc Sports』は1月5日、「アーセナルが補強リストに加えた」と報じている。
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