代表の田丸からお届けするコラム第二弾は、香港でのエピソードをご紹介したいと思います。先日、香港を旅行する機会があり、滞在中に幸運にもリバプールの試合があったため、「香港のアンフィールド」と呼ばれているパブで試合を観戦することにしました。
 
　胸に「Liverpool Supporters Club Japan」と書かれたTシャツ（LSCJ会員特典グッズです）を着てそのパブを訪れると、大勢のリバプールサポーターが集まっていて、私のTシャツに気付いた人がすぐに「日本から来たんですか？」と声をかけてくれました。そして、「一緒に応援しよう！」と私を彼らの輪の中に入れてくれました。
 
　お互いがリバプールを応援していることがわかると、年齢、性別、国籍を問わずすぐに仲良くなれるのがリバプールサポーターの良いところ。その日に初めて会った海外のサポーターとでも、片言の英語で少しやりとりすればすぐに打ち解け、一緒にチャントを歌ったり相手チームに野次を飛ばしたりして大いに盛り上がります。

　このお店にいたサポーターの多くが、「Anfield's 12th」と呼ばれる香港のサポーターズクラブのメンバーでした。香港のサポーターも、日本と同様にみんな情熱的で、リバプールの選手が点をとるたびに立ち上がったり歓声を上げたりしながら大騒ぎ。私も彼らとハイタッチをして、一緒に喜びを分かち合いました。試合終了後には、皆さんとしっかり集合写真をパチリ。
 
　すると一人のサポーターから「特別に日本のサポーターズクラブの皆さんにお裾分けします」と声をかけられ、Anfield's 12thのメンバーグッズを特別に提供してもらうことが出来ました。中身はスティーブン・ジェラードをはじめとするリバプールの選手や監督の写真がプリントされたクリアファイルが20枚、そしてリバプールの選手の顔のイラストが描かれたネームタグが30個。配るのが大変になるくらいたくさんのプレゼントをもらいました。
 
　こんな風にして、リバプールFCには世界中の人をつなぐとても大きな力があります。You'll Never Walk Aloneの言葉通り、リバプールFCという名のもとに、世界中のサポーター同士がこうしてつながっています。
 
　もちろん、私たち日本支部でも、日本唯一の公式サポーターズクラブとして、日本のファンがリバプールFCや世界中のファンとつながる手助けをしています。現在私たちは、来シーズンのサポーターズクラブ会員応募に向けて、打ち合わせ重ねています。サポーター仲間が今まで以上に増えていくよう、全力を尽くしていきたいと思います。

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