アルゼンチンのTV番組の取材で「最後のシーズン」を明言。
現在カタールのアル・サードでプレーする元バルセロナMFシャビが、みずからの将来について語り、改めて「監督になりたい」という意思を明らかにした。
アルゼンチンのTV局『DEPORTV』のインタビュー取材に応じた37歳のプレーメーカーは、いよいよ体力的な衰えを実感しはじめているという。
「キャリアの中でとくに大きな怪我もなく、ここまで継続してプレーしてこれたのは幸運だった。ただ最近は、以前よりも疲れるようになったし、コンディション維持も簡単じゃない。少しずつ下降線をたどっているのは間違いないね」
そう語るシャビは、自身の引き際についてこう明言している。
「回復にも苦労するようになった。今シーズンがプロフットボーラーとしての最後のシーズンになるだろう。来年はコーチングライセンスを取って、監督になろうと思っているよ」
所属するアル・サードとの契約も、ちょうどそのタイミング(2018年6月)で満了を迎えるだけに、「最後のシーズン」という言葉にはかなり現実味がある。
ピッチを俯瞰的に見ることができて、恐ろしいほどのボールキープ力を誇り、小気味いいパスでゲームを組み立てた天才司令塔も、ついにあと半年余りでスパイクを脱ぐ。
もっとも、シャビがピッチを去るのは寂しいが、「監督シャビ」の誕生はファンにとって楽しみでしかない。まだバルサのレギュラーとして第一線でプレーしていた頃から、シャビの引退後の姿に思いを馳せるファンがいたのは、それほどまでに彼が卓越したサッカー理論の持ち主だからだ。
ヨハン・クライフとジョゼップ・グアルディオラ。バルセロナでは、チームのスタイルに大きな影響を与えたこのふたりの名将の後を継げるのは、シャビをおいて他にいないだろうと言われている。
目の前の試合に一喜一憂しながらも、バルサ・ファンの多くが未来を楽観していられるのは、いつか必ずシャビが監督としてチームに戻り、ビッグタイトルをもたらしてくれるはずだと信じているから。
それがいつになるかはわからないが、今回のインタビュー取材で「来年監督になろうと思っている」という言葉が飛び出したように、その日は確実に近づいている。
監督になってもすぐにバルサのベンチに入れるわけではないだろうが、願わくば、リオネル・メッシという巨星がカンプ・ノウのピッチに眩い光輝を放っているうちに――。そう考えるバルセロニスタは少なくないだろう。
アルゼンチンのTV局『DEPORTV』のインタビュー取材に応じた37歳のプレーメーカーは、いよいよ体力的な衰えを実感しはじめているという。
「キャリアの中でとくに大きな怪我もなく、ここまで継続してプレーしてこれたのは幸運だった。ただ最近は、以前よりも疲れるようになったし、コンディション維持も簡単じゃない。少しずつ下降線をたどっているのは間違いないね」
そう語るシャビは、自身の引き際についてこう明言している。
「回復にも苦労するようになった。今シーズンがプロフットボーラーとしての最後のシーズンになるだろう。来年はコーチングライセンスを取って、監督になろうと思っているよ」
所属するアル・サードとの契約も、ちょうどそのタイミング(2018年6月)で満了を迎えるだけに、「最後のシーズン」という言葉にはかなり現実味がある。
ピッチを俯瞰的に見ることができて、恐ろしいほどのボールキープ力を誇り、小気味いいパスでゲームを組み立てた天才司令塔も、ついにあと半年余りでスパイクを脱ぐ。
もっとも、シャビがピッチを去るのは寂しいが、「監督シャビ」の誕生はファンにとって楽しみでしかない。まだバルサのレギュラーとして第一線でプレーしていた頃から、シャビの引退後の姿に思いを馳せるファンがいたのは、それほどまでに彼が卓越したサッカー理論の持ち主だからだ。
ヨハン・クライフとジョゼップ・グアルディオラ。バルセロナでは、チームのスタイルに大きな影響を与えたこのふたりの名将の後を継げるのは、シャビをおいて他にいないだろうと言われている。
目の前の試合に一喜一憂しながらも、バルサ・ファンの多くが未来を楽観していられるのは、いつか必ずシャビが監督としてチームに戻り、ビッグタイトルをもたらしてくれるはずだと信じているから。
それがいつになるかはわからないが、今回のインタビュー取材で「来年監督になろうと思っている」という言葉が飛び出したように、その日は確実に近づいている。
監督になってもすぐにバルサのベンチに入れるわけではないだろうが、願わくば、リオネル・メッシという巨星がカンプ・ノウのピッチに眩い光輝を放っているうちに――。そう考えるバルセロニスタは少なくないだろう。