アメリカが予選敗退国を集めた“裏W杯”開催を計画! その壮大な構想の内容は…

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月15日

“自由の国”の壮大な発想。

予選で涙を呑んだ強豪国にアメリカが輝ける場を提供しようと、一大計画を持ち上げた。 (C) Getty Images

画像を見る

 来夏のロシア・ワールドカップに向けて順調に出場国が出揃う中、すでに予選敗退が決定しているアメリカから衝撃のニュースが飛び込んできた。
 
 同国の一大スポーツメディア『ESPN』の報道によれば、アメリカ・サッカー連盟(USSF)が、W杯出場を逃した国々を集めた大会の開催を検討しているというのだ。
 
 同メディアによれば、この大会はUSSFとアメリカのサッカー専門のマーケティング会社『Soccer United Marketing』が共同で構想しているもので、イタリア、オランダ、ガーナ、チリなど予選敗退を喫した強豪国と、アメリカに近い南米・北中米を中心にいくつかの本大会出場国を招待し、ロシアW杯の直前に開催することを模索しているという。
 
 米紙『Washington Post』のサッカー担当記者、スティーブン・ゴフ氏は、自身のツイッターで、同大会の概要と目論見を説明している。
 
「USSFとSoccer United Marketingは、イタリア、オランダ、ガーナ、チリといったW杯に出場しない強豪国を来夏にアメリカへ招待する“可能性”を検討している段階だ。開催するには、かなりのリスクを伴うが、十分にトライする価値はある」
 
 ゴフ氏の指摘する通り、各国リーグのシーズンが終わる5月中旬以降の開催が濃厚視されているため、6月に開催されるW杯本大会との兼ね合いも含めてリスクは高い。
 
 しかし、前述の国々が集えば、ロシアでの本大会にも引けを取らないハイクオリティーの大会になることも見込める。はたして、この“自由の国”アメリカが打ち出した“裏W杯計画”は実現するのだろうか。
【関連記事】
【セルジオ越後】ベルギー戦は“惜敗”ではない。世界との差を直視するべきだ
敗退イタリア、スウェーデンの有名企業から強烈な“仕返し”を食らう! 一方、律儀な敵将は…
マラドーナがイタリアの敗退を嘆く。「スウェーデンの術中にハマってしまった」
驚きの事実が明らかに! ベルギーvs日本戦はテロの脅威で中止寸前だった
「監督大国」のイタリアが「指揮官の無策」でW杯出場を逃す皮肉…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ