3戦2発! 宇佐美貴史のレーザーショットを独メディアが「稲妻のような一撃」と激賞!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月24日

「ザンクト・パウリの守備者はどこにいた?」。

初のスタメン出場できっちり結果を残した宇佐美。デュッセルドルフで着実に足場を固めている。(C)Getty Images

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 ドイツ2部リーグで奮闘する宇佐美貴史が、またしても鮮烈ゴールを決めた。これで移籍後2点目。初のスタメン出場となった試合で勝利に貢献し、指揮官とサポーターの信頼を勝ち取った。
 
 宇佐美を擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフは、第8節をザンクト・パウリの敵地で戦った。序盤から攻勢を仕掛けると、開始9分にあっさりと先制点を奪う。CKの流れから、DFカーン・アイハンが落とした球に宇佐美が反応。ゴール前15メートルの位置から豪快に右足でジャストミートすると、鋭いシュート回転がかかった弾道でぶち抜いた。
 
 試合はその後、両チームとも1点ずつを取り合い、2-1でデュッセルドルフが勝利。3ポイントを上積みし、首位を快走している。
 
 現地ドイツのメディアも、宇佐美の一撃を一斉に報じた。
 
 全国紙『BILD』は、「立ち上がりからデュッセルドルフが攻め立て、勢いのままに先制する。豪快に決めたのはウサミだ。(中略)こぼれてきた球を完璧に捉え、綺麗に蹴り込んだ」と得点シーンを描写し、「ザンクト・パウリの守備者はどこにいた? ウサミはあまりにもドフリーだった」と記した。
 
 同じく全国紙の『NDR』は「日本人プレーヤーのウサミの嗅覚が冴えた」と評し、「的確な位置取りでボールを呼び込んだ。ショットはパーフェクト。ザンクト・パウリはGKもDFたちも呆然として見送るしかなかった」とレポートしている。
 
 デュッセルドルフの地元紙『Rheinische Post』は、まずアウェーながら高質なパフォーマンスを披露したチームを称えつつ、宇佐美のゴールに関しては「稲妻のような一撃。(フリードヘルム)フンケル監督の先発起用が吉と出たのだ」と書き綴った。そしてクラブのホームぺージでは、「ウサミのゴールは、会場に駆け付けた3000人の(デュッセルドルフの)サポーターを熱狂させた。ボールを正確に捉えたショットで、強烈に変化しながらゴールネットに突き刺さった」と表現している。
 
 初スタメンできっちりゴールを決め、これで移籍後3試合に出場して2得点。新天地で宇佐美は、着実に足場を固めている。
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