神戸のキャプテン・渡邉千真が“相棒”ポドルスキを語る「ルーカスにはもっと…」

カテゴリ:Jリーグ

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2017年08月24日

「パスセンスにも優れているんだなっているのは新たな発見でした」

神戸のキャプテンとして前線を牽引する渡邉。2トップでコンビを組むポドルスキについても言及した。写真:サッカーダイジェスト

画像を見る

「まだ4ゴールしか奪っていないので、当然ながら満足していません」

 こう語るのは神戸のキャプテン・渡邉千真だ。今季ここまで、リーグ戦でチームトップのゴールを稼ぐなど、文字どおり「前線の軸」として働いているが充足感はない。「シーズン序盤戦はチャンスがありながらかなり外してしまった」事実が、その最たる理由だ。

 それでも、この先の戦いで挽回する可能性は十分にあるだろう。11節の鹿島戦で今季初ゴールを決めたあたりから「動きがシャープになってきた」との実感があるようで、コンディションは決して悪くはないからだ。

 そんな渡邉は、前線で元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキと2トップを形成している。実際に同じピッチでプレーしてみて、加入当初からの印象は変わったという。

「パスセンスにも優れているんだなっているのは新たな発見でした。左足のシュートだけでなく、引いてパスを受けて捌く技術も素晴らしい」

 ただ一方で、まだ十分な連係を確立できていない。ポドルスキに対しては、「もっとゴール前に入ってきてほしい」と要求しながら、互いが生きる術を模索していくつもりだ。

 31歳を迎え、「脂が乗ってきたような感覚」にある渡邉の奮起に期待したい。


取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)


※渡邉選手のインタビュー全文は、8月24日発売の「サッカーダイジェスト」(ヴィッセル神戸ダイジェスト「キャプテンの意地」)にて掲載しています。

8月24日発売号では、J1リーグを大特集。夏の移籍を踏まえて、各クラブの陣容はどう変わったのか、そしてポジション争いの行方

画像を見る

【関連記事】
「ポドルスキ活用法」に苦心する神戸…鍵は“あるパサー”の存在だ
【識者アンケート】豪州戦で先発起用したい11人は? キーマンに乾貴士、武藤嘉紀、原口元気ら
【セルジオ越後】豪州戦とサウジ戦に向け、選ぶべき選手と外すべき選手
「ホンダは筋金入りのエリートだ」パチューカ監督がデビュー弾の本田圭佑を絶賛!
内田篤人が入団した「ウニオン・ベルリン」ってどんなクラブ? 右SBの「ライバル」は誰?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年7月3日号
    6月19日発売
    新生レアル・マドリー完全攻略読本
    シャビ・アロンソ新体制が始動
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ