「私は世界最高の監督ではない」と謙虚なジダン、強いチームを作る秘訣とは?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年06月04日

チームを統率するのに重要なのは「選手を悩ませること」。

R・マドリーの一員としてビッグイヤーを掲げたのが3回目となったジダン。 (C) Alberto LINGRIA

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[CL決勝]ユベントス 1-4 レアル・マドリー/6月3日/ナショナル・スタジアム(カーディフ)
 
 現役時代も含めてR・マドリーを3回目となる欧州の頂点へ導いたジネディーヌ・ジダンは、「夢に見たような素晴らしいシーズンだった」と満足げなコメントを残した。
 
 トップチームでの監督キャリアをスタートさせてから2年連続となるビッグイヤー獲得という、これ以上ない成績を残しているフランス人指揮官は、スペイン紙『マルカ』の取材に「私は世界最高の監督ではない」と謙虚に語っている。
 
 ジダンは怪我明けのガレス・ベイルをベンチスタートさせたことについて、「彼は我々にとって重要だ」としながら、「先発はあの11人で正しかった」と振り返った。さらに優勝の秘訣について問われると、次のように語っている。
 
「チームの誰もが一緒になって戦っている。だから、何かを成し遂げるというのは決して難しいことではない。ただ、何よりも重要なのは各選手が悩むということ。これが、成功するうえで最も大事な要素だ」
 
 すべての選手をフラットに見て、競争力を煽ることがチーム作りの秘訣だと明かしたジダン。さらに今後の自身の監督キャリアについては、「ここに生涯いるという確証はないが、来年は残るだろう」と早くも留任の意向を示し、R・マドリー愛を口にしている。
 
「とにかく今は踊りたい気分だ。私はこのクラブのすべてを背負っていて、責任がある。そして、このクラブは私の心の中にある」
 
「世界最高ではない」と自らこぼしながらも、トップチームを指揮して1年半にして早くも5つ目のタイトルを獲得するなど、名将の階段を着実に上がっているジダン。はたして、今後、R・マドリーにいくつのトロフィーをもたらすのだろうか?

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