現地時間５月24日、ヨーロッパリーグ（EL）の決勝がスウェーデンのフレンズ・アレーナで開催され、マンチェスター・Uがアヤックスを２-０で下した。
 
　18分にポール・ポグバのゴールで先手を取ったマンチェスター・Uは、48分にもヘンリク・ムヒタリアンが追加点を奪い、追いすがるアヤックスを突き放すことに成功。守備陣の奮闘も轍だって、見事にEL初制覇を成し遂げるとともに、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得した。
 
　この試合には、４月20日のEL準々決勝第２レグのアンデルレヒト戦で、右膝の前十字靭帯を損傷して長期離脱中のズラタン・イブラヒモビッチもチームの応援に駆け付けていた。優勝決定後、松葉杖をつきながらピッチに降りて、タイトル獲得を果たしたチームメイトを祝福した。

　故障するまで公式戦通算で28ゴール・10アシストとエースに君臨した35歳のベテランFWとマンチェスター・Uとの現行契約は、今年６月30日までとなっている。しかし、両者は２年の延長オプション付きの契約を結んでおり、本人の意志次第で行使できる。それをマンチェスター・U・ファンからは、このEL決勝後にも残留を望む声が多く上がった。
 
　その中でも、とあるファンが、主砲を留意させるために“オプション”を提示した。その模様を英紙『サン』など複数メディアが伝えている。
 
　試合後、スタンドに陣取るファンの下へ挨拶に出向いたイブラヒモビッチへ向けて、仰天のバナーを披露された。
 
「ズラタン、残ってくれたら俺の嫁とヤラせてやる」
 
　このファンの要求を目にしたイブラヒモビッチは大ウケ。周囲のカメラマンをはけさせて、そのバナーを背景にセルフィーを撮影している。
 
　なお、イブラヒモビッチ当人は試合後、イタリア・メディアの『スカイ・イタリア』の取材で将来について問われ、「どうだろう？ 見てみよう」と答えをはぐらかしている。
 
　アメリカのMLS挑戦も噂されるイブラヒモビッチだが、はたして熱烈ファンの要望は元スウェーデン代表FWに届くのか？ その動向に注目だ。

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