[CL準決勝・第2レグ]A・マドリー 2-1 R・マドリー/5月10日/ビセンテ・カルデロン
3点のリードを持って敵地に乗り込んだレアル・マドリーだったが、前半の16分までに2失点。苦しい状況に追い込まれたが、ここでチームを救ったのがイスコだった。
42分、ベンゼマの単独突破からの折り返しに合わせたクロースのシュートをGKオブラクが弾いたところを、トップ下で先発起用された彼が詰め、アトレティコの勢いを止めたのである。
ゴールだけでなく、優れた足技でチャンスメイクでも貢献した救世主は、試合後、2シーズン連続の決勝戦進出を喜びながらも、反省することも忘れなかった。(『マルカ』より)
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偉大なライバルを倒して決勝戦に進むことができ、とても嬉しい。
とても困難な試合だった。そうなることは予想していたが、いきなり2点を失うなど、我々はとても悪いスタートを切ってしまった。その後、プレーは少し良くなり、1点を返したことで状況は良くなったが、それでも難しい状況に変わりはなかった。
序盤の我々のプレーは悪く、2点差を付けられた後でようやく試合に入ったという感じであり、その点は残念だった。
今日は試合に出られたが、決勝戦で僕がプレーするかどうかは分からない。それはジダン監督が決めることだから。そんなことよりも大事なのは、チームが決勝戦に進んだということだ。