【CL展望】4年連続のマドリード・ダービー。鍵はC・ロナウドとグリエーズマンの決定力だ

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年05月02日

準々決勝で2戦5発のC・ロナウドが再び火を吹くか。

マドリーのC・ロナウド(左)とアトレティコのグリエーズマン(右)。両エースの出来がカギを握る。(C)Getty Images

画像を見る

出場停止/レアル・マドリー=なし アトレティコ・マドリー=なし
故障者/レアル・マドリー=ベイル、ペペ アトレティコ・マドリー=ヒメネス、ファンフラン

画像を見る

■チャンピオンズ・リーグ/準決勝ファーストレグ
5月2日(火)/20:45(日本時間27:45)/サンチャゴ・ベルナベウ
レアル・マドリー×アトレティコ・マドリー
主審:マーティン・アトキンソン(イングランド)
 
【注目ポイント/レアル・マドリー】
●C・ロナウドの決定力
●得意の空中戦
 
【注目ポイント/アトレティコ・マドリー】
●ハイプレスからの速攻
●グリエーズマンの得点力を活かせるか
 
【試合展望】
 同じ街のライバルが4年連続で激突する。
 
 2度の決勝を含む過去3年でいずれも勝利しているレアル・マドリーは、今シーズンの国内リーグでも1勝1分けと優位に立つ。
 
 心強いのは、クリスチアーノ・ロナウドの存在だ。ミスショットも目立つとはいえ、準々決勝の2試合でバイエルン相手に5発を叩き出したように決定力は健在。リーガでのアトレティコ戦でも11月にハットトリックを記録しており、良い感触しかないだろう。
 
 再び故障離脱したガレス・ベイルの代役は、イスコ、マルコ・アセンシオ、ハメス・ロドリゲス、ルーカス・バスケスと多士済々で不安はない。いずれにしても、ベイルよりも周囲を活かすタイプのため、C・ロナウドにとってはむしろ得点のチャンスが増える可能性が小さくない。
 
 もうひとつの大きなアドバンテージが、“アトレティコ・キラー”のセルヒオ・ラモスだ。13-14シーズンと昨シーズンの2つのファイナルで貴重なゴールをセットプレーから奪ったように、ディエゴ・ゴディンを中心に堅牢を誇る宿敵のディフェンスをこのキャプテンが突き崩してきた。
 
 ほかにも、C・ロナウド、ラファエル・ヴァランヌ、カゼミーロと空中戦を得意とする面々が揃う。アトレティコとしては、不用意なファウルは絶対に禁物だ。
 
 そのアトレティコの生命線は、やはりハイプレスからの速攻とそれを締めくくるアントワーヌ・グリエーズマン。4月の対戦では、注文通りのショートカウンターからこの絶対的エースが同点弾を奪っている。この形をどれだけ作り出せるかが勝負の分かれ目だ。
 
 第2レグが、チャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントでは9試合連続完封中と圧倒的な強さを誇る本拠地ビセンテ・カルデロンでのゲームとなる。第1レグでアウェーゴールを奪えれば、とてつもなく大きなアドバンテージを手にできる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
【関連記事】
「私はマドリディスタ」マラガ指揮官の軽率発言がバルサ界隈で波紋
日本サッカーを彩る「美女サポーター」たちを一挙に紹介!
人種差別被害で“試合放棄”のムンタリ「サポーターよりも主審に怒っていた」
【欧州蹴球4コマ漫画】ダービー敗戦のアーセナル、宿敵を脅かした唯一の選手とは?
バルサの2017年最初の補強は、R・マドリー行きが噂された19歳の左SBか?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ