3発奪って、バルサの攻撃をシャットダウンしたユベントス。

圧巻のゴールを決めたディバラ。このアルゼンチン代表FWのドッピエッタがユベントスを勝利に導いた。 (C) Getty Images

警告:ユ=D・アウベス(28分)、マンジュキッチ(63分)、ケディラ(74分)、ルミナ(90+1分) バ=スアレス(53分)、イニエスタ(57分)、ウンティティ(90+1分) (C) SOCCER DIGEST
現地時間4月11日、ユベントス・スタジアムでチャンピオンズ・リーグ準々決勝の第1レグ、ユベントス対バルセロナが開催された。
ホームで強敵を迎え撃つユベントスの先発布陣は4-2-3-1。最前線にはイグアインが、トップ下にはディバラが入った。守備陣はキエッリーニとボヌッチがCBコンビを形成するいつも通りのメンバーが顔を揃えた。
一方のバルサは布陣こそ4-3-3だが、左SBにジョルディではなくマテューが入り、アンカーには出場停止のブスケッツの代役にマスチェラーノを配置。最前線にはメッシ、スアレス、ネイマールの「MSN」が並んだ。
試合は公式戦32連勝中とホームで圧倒的な強さを誇るユベントスが積極的なサッカーを展開。バルサを押し込むことに成功すると早々に先制点を奪う。
7分、右サイドからペナルティーエリア内に仕掛けたクアドラードがディバラにパスを供給。これを受けたアルゼンチン代表FWは反転しながらシュートを放ち、ゴール左下隅へと流し込んだ。
鮮やかな一撃で先手を取ったユベントスに対して、バルサは失点直後からテンポを上げて攻勢を強める。21分にはメッシのスルーパスに抜け出したイニエスタが決定機を得るが、足下を狙ったシュートはブッフォンに弾き出されてしまう。
すると、試合の流れを変えかねない窮地を凌いだホームチームが追加点を奪取する。
22分、左サイドを突破したマンジュキッチがペナルティーエリア内にマイナスのクロスボール。バイタルエリアでフリーとなっていたディバラが左足で放ったシュートは、ゴールへと吸い込まれた。
ディバラのドッピエッタ(2得点)で差を広げられてしまったバルサは、ボール支配率こそ高めたものの、相手の堅牢を前に為す術がなく、目立ったシーンを作り出せない時間帯が続いた。
その後は互いにゴールネットを揺らすことはなく、試合は2-0でハームタイムを迎えた。
前半はほとんど良いところがなかったバルサは、後半開始と同時にマテューに代えてA・ゴメスを投入して機動性を高めると、48分にメッシ、52分にイニエスタと決定機を連続して創出することに成功する。
そんなバルサの攻撃に対して堅固な守備で応戦したユベントスは、セットプレーからこの試合を決定付ける3点目を奪う。55分、ピャニッチのCKにマスチェラーノのハードマークを跳ね返したキエッリーニが、ヘディングで合わせてネットを揺らしたのだ。
第2レグに向けて何とか一矢報いたいバルサは、68分にスアレスがゴール前で決定機を得るも、狙いすましたシュートは枠を僅かに外れてしまう。その後もアウェーチームは攻勢を強めて主導権を握ったもののユベントスの堅牢を打つ破ることはできなかった。
81分にディバラに代えてリンコン、89分にピャニッチを下げてバルザーリを投入して逃げ切りを図ったユベントスは、最後まで守備は崩れることなく見事に完封。結局は3-0でバルサに先勝した。
絶対的な自信を誇るホームで準決勝進出に向けた大きなアドバンテージを獲得したユベントス。一方、自慢の攻撃陣が鳴りを潜めて為す術なく敗れたバルサ。4月19日にカンプ・ノウで行なわれる第2レグで両者は一体どのような戦いを見せるのだろうか?
ホームで強敵を迎え撃つユベントスの先発布陣は4-2-3-1。最前線にはイグアインが、トップ下にはディバラが入った。守備陣はキエッリーニとボヌッチがCBコンビを形成するいつも通りのメンバーが顔を揃えた。
一方のバルサは布陣こそ4-3-3だが、左SBにジョルディではなくマテューが入り、アンカーには出場停止のブスケッツの代役にマスチェラーノを配置。最前線にはメッシ、スアレス、ネイマールの「MSN」が並んだ。
試合は公式戦32連勝中とホームで圧倒的な強さを誇るユベントスが積極的なサッカーを展開。バルサを押し込むことに成功すると早々に先制点を奪う。
7分、右サイドからペナルティーエリア内に仕掛けたクアドラードがディバラにパスを供給。これを受けたアルゼンチン代表FWは反転しながらシュートを放ち、ゴール左下隅へと流し込んだ。
鮮やかな一撃で先手を取ったユベントスに対して、バルサは失点直後からテンポを上げて攻勢を強める。21分にはメッシのスルーパスに抜け出したイニエスタが決定機を得るが、足下を狙ったシュートはブッフォンに弾き出されてしまう。
すると、試合の流れを変えかねない窮地を凌いだホームチームが追加点を奪取する。
22分、左サイドを突破したマンジュキッチがペナルティーエリア内にマイナスのクロスボール。バイタルエリアでフリーとなっていたディバラが左足で放ったシュートは、ゴールへと吸い込まれた。
ディバラのドッピエッタ(2得点)で差を広げられてしまったバルサは、ボール支配率こそ高めたものの、相手の堅牢を前に為す術がなく、目立ったシーンを作り出せない時間帯が続いた。
その後は互いにゴールネットを揺らすことはなく、試合は2-0でハームタイムを迎えた。
前半はほとんど良いところがなかったバルサは、後半開始と同時にマテューに代えてA・ゴメスを投入して機動性を高めると、48分にメッシ、52分にイニエスタと決定機を連続して創出することに成功する。
そんなバルサの攻撃に対して堅固な守備で応戦したユベントスは、セットプレーからこの試合を決定付ける3点目を奪う。55分、ピャニッチのCKにマスチェラーノのハードマークを跳ね返したキエッリーニが、ヘディングで合わせてネットを揺らしたのだ。
第2レグに向けて何とか一矢報いたいバルサは、68分にスアレスがゴール前で決定機を得るも、狙いすましたシュートは枠を僅かに外れてしまう。その後もアウェーチームは攻勢を強めて主導権を握ったもののユベントスの堅牢を打つ破ることはできなかった。
81分にディバラに代えてリンコン、89分にピャニッチを下げてバルザーリを投入して逃げ切りを図ったユベントスは、最後まで守備は崩れることなく見事に完封。結局は3-0でバルサに先勝した。
絶対的な自信を誇るホームで準決勝進出に向けた大きなアドバンテージを獲得したユベントス。一方、自慢の攻撃陣が鳴りを潜めて為す術なく敗れたバルサ。4月19日にカンプ・ノウで行なわれる第2レグで両者は一体どのような戦いを見せるのだろうか?